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松山シュタイナー教育を学ぶ母の会

4月の会~染める~

2018.04.23 13:58

今日は我が家で玉ねぎの皮を使って、染めをしました。

まずは寸胴鍋にお湯を沸騰させて、洗濯ネットに入れた玉ねぎの皮をどぼんと投入。

30分ほど煮ます。(2番液くらいまでは使えます。)



その間に、染めたい布を豆乳と水を混ぜたものに浸してギュッと絞ります。

(それか洗濯機で脱水)


そこから布に模様をつけていきます。

やり方はザ・テキトー。

インターネットで検索した方法を参考に、

自宅にあった輪ゴム、割りばし、スーパーボール、おはじきを使いながら、

皆それぞれ、実験的な取り組みをしていました。


30分煮だしたら玉ねぎを引き上げて、ミョウバンを入れてから布を投入。

(ミョウバンを入れると液の色がぱ~っと明るくなります。)

30分ほど煮たら火を止めてそのまま放置します。

今日はなんだかんだで3時間ほど放置していました。

写真↓は布を入れているところです。


そして恒例の珈琲タイム♡

朝時間があったのでマフィン2種を焼いていました。

しばしお喋りに花を咲かせながら、午前のおやつの時間。

幸せのひととき。


3時間後引き上げて、輪ゴムなどを全て外して、水でじゃぶじゃぶ洗います。


そして広げると~


素晴らしい色!

適当にやっても結構よい感じに仕上がりました。


お日様を浴びた黄色が目に眩しい!

自然界の色は力強くて、見ているだけで元気になります。

玉ねぎが持っている力が、美しさが、布を通して表れているよう。


染めをするたびに思いますが、

このような美しい色を見せてくれるこの世界は本当に美しい。

植物の力を布に転写するような染めの行為は、どことなく崇高な行為のように思うのです。

そしてそれを身に着けたり、使っていくことはどこか祈りに似ている。


子供に布染めの体験をさせることはもちろん良いことだと思うけど、

大人自身が自分のために、このような美しい時間を過ごすこともまた、

大切な意味を持つと思います。


玉ねぎがもともと持っているパワーが五感を通してずどーんと心と身体に入ってきました。

それは癒しにも似た感覚。

未だに私の中が玉ねぎの色でいっぱい。そこに浸っているようです。

この感覚を絵や音楽で表現できたらどんなに良いだろう。

でもそのセンスはないの…チーン。


今日はややスピンオフ企画。

次回からはまた、入間カイさんの本に戻って読んでいきます。


もしシュタイナー教育にご興味ある方はいつでもお問合せください。

子供のためというよりは、子供を身近に持つ大人のための学びの時間です。

学んだことの実践の場は日常生活です。


今日もまた穏やかで幸せな時間でした。