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RavelryよりKingswood Cowlを編む

2023.01.23 01:49

Ravelryを眺めていて素敵なCowlを発見。Alexandra Brinckさんデザインの『Kingswood Cowl 』です。素敵なデザインでしかもFreeパターンです。英文パターンですが模様編み部分はチャートがあるので英文パターンを編む時にはいつもお世話になっている西村知子先生の『編みもの英文パターンハンドブック』を見ながら、また文章部分はスマホの翻訳アプリを使って編みました。


最近使っているのはLINEに「LINE英語通訳」というのがあってそれだと写真に撮るとそのページを翻訳してくれるというのがあるのでそれをよく使ってます。文章を自分で打ち込んだりコピペしたりしなくて写真で撮るだけというのが楽です。たくさんの翻訳アプリを比べたことがないので翻訳の精度はわからないのですが、どうしても編み物用語は専門的な訳が必要だと思うので編み物の基本的なことがわかっていると予測がつく程度だと思います。後、一度ではなく何回か翻訳し直してみるとだんだん意味が通じるようになるような・・・その辺は私も手探りでやっているので気になる方は試してみてください。いずれにしても自分自身が編み物の基礎的な知識があると便利です。


毛糸はストックしている毛糸の中からこちらも編んでみたいなぁと思っていたMOCOemikoさんのソックヤーンに決定。以前MOCOemikoさんの毛糸で編んだ靴下もどんな風にできあがるか想像ができず編みながらワクワクしたんですが、今回の糸はさらにどんな風に仕上がるのかさっぱり予想ができず、メリヤス編みの方が綺麗なんだろうなぁと思いながらもこの模様編みで編んだらどうなるかを想像するだけでワクワク。カセをほどいても本当に予想できない!


まずは編んでみなきゃわからない。今回作り目は伸縮性のある作り目と書いてあったので、German twisted cast onにしてみたんですが、編みあがってみるともっと伸縮性がある作り目が良かったなと反省。伸びる方が縁のギザギザが綺麗に出ると思います。編んでる途中でたまたまInstagramのリールに見たことない伸縮性のある作り目が紹介されていたので今度はそれを試してみようと思っています。作り目や最後の伏せ止めはバリエーションをもっと勉強しなくては!


今回指定糸がLang Yarns Jawoll Superwash Acrylic Blendという糸で50g/210mを100gということで420m必要だったんですが、MOCOemikoさんの毛糸は100g/400mだったのでもしかしたら糸が足りなくなるかなぁと予想して編んでみたらやっぱり足りませんでした・・・・。ということで一旦最後のチャートまで編んだのをほどいて、途中のリピートするチャート5をリピートを省いて編み直しました。

使用針は指定が60㎝輪針3.75㎜と最後のリピート模様が60㎝または40㎝輪針3.25㎜だったんですが、完成サイズをみると長さ70㎝、底の幅48㎝、トップの幅26㎝とあり、私の手加減ではそのゲージは全く取れず、好みのゲージにしようと思い4.5㎜のJP8号針で模様編みを編みました。完成サイズは、長さ58㎝、底の幅43㎝、トップの幅25㎝で100gの毛糸を98.5g使用しました。ギリギリ。パターンにもゲージはあまり気にせず糸に合った針(ゲージ)が好ましいと書いてあったので、その辺は好みでいいのかなと判断しました。ラベリーのKingswood Cowlのプロジェクトページには色々なサイズで編んだ作品が並んでいるので糸選びやサイズ感の参考にされるのもいいかもしれません。

□「Kingswood Cowl」Ravelryページ 


完成後は水通しをしてブロッキングをすると先ほどのくしゃっとした感じから模様がくっきりと出てきます。写真ではこの毛糸の薄紫のようなグレーのような素敵なニュアンスがお伝え出来なくて残念。とても雰囲気がある毛糸です。ね、先ほどの編みかけの写真に比べたらブロッキング後の方が綺麗でしょ?どうやったら綺麗に編めますか?とよく聞かれますが、編み方ももちろんですが水通し、ブロッキングをする手間をかけると綺麗な仕上がりになりますので是非チャレンジしてみて下さい。

そして最近恒例のボディに着せてみる。以前はどうやったら作品を素敵に見せられるだろうって写真撮るのが本当に悩みだったんですが、ボディなら写真撮るのも楽しくて。立体感がお伝え出来て嬉しい。MOCOemikoさんの毛糸は本当に肌触りが気持ちいいんです。ソックヤーンですが巻物にしても軽くて肌触りがよくてお勧めです。模様編みにすると糸の良さが損なわれてしまうかな・・・と心配していたんですが、結果模様編みでもメリヤスでも素敵な毛糸は素敵な作品に仕上がるんだなと思いました。

ちなみに一緒に着せているセーターは昔々編んだ三國万里子さんの『冬の日の編みもの』に掲載のクラシカルアランセーターです。これも模様編みが楽しかった!最近またよく着てます。


このCowlはプレゼントにしようと思って急いで編んでたんですが、素敵に仕上がったのでしばらく手元に置いて眺めようと思っています。そして、私が編んでいるものでそのパターンどうやったら買えるの?と友達から聞かれることがしばしばあります。Ravelryのfreeパターンだとダウンロードさえできたらご自分でも手に入れられるので、素敵なfreeパターンを見つけたらまたご紹介しようと思ってます。素敵なパターンを無料で提供されているデザイナーさんには感謝です!他のパターンも是非ご覧になって見て下さいね。ではでは!


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□以前MOCOemikoさんの毛糸で編んだ時の記事はこちらをどうぞ