介護はもっと深刻だ!
「教員の採用試験が募集の段階で定員割れ」との記事を見た。日本の労働量そのものが減少しているのであるから、教育業界もその流れの一つであろうとは思うが、果たしてそうなのだろうか。労働に貴賤なしとは言われるが、「就きたい職業」「やりがいがありそうな仕事」などはある程度絞られてくるのではなかろうか。中でも「教育」には若い心を動かせる響きがあるのでは。しかし、その崇高ともいうべき響きを打ち消し、スタズタにするシステムが教育行政には横行しているように思われる。教員は疲弊しているのである、教育そのものにではなく、その労働内容に、である。想像だけど。
そもそも教育と労働を結びつけた時点で、そこに傷はできている。輝きは失われているのである。
教育業界以上の人手不足に悩む我が介護業界も同様の体たらくである。もちろん介護行政がその大きな原因であるということは敢えて言わなくとも、である。
話変わって、
弊社FB(https://www.facebook.com/profile.php?id=100084468305015)に画像を追加した。ヘルパーの募集広告である。「平均実質時給1350円」と、はしなくも、お金を前面に押し出している。品の上下を言うなら下だろう。でも前回のブログでの悲鳴でお分かりかと思うが、本当に困っているのである。品がないと言われようがどうしようが、ヘルパーが欲しいのである。
「1350円!」
月活動時間1000時間前後の事業規模でこの時給はかなり頑張った数字である。ご案内の通り福岡県の最低賃金は時給900円である。弊社登録ヘルパーの平均年齢は63歳である。この年令でこの時給は悪くは無いと思うが、どうだろう。現状(昨年の結果)を考えるとそんなに評価されていないということなのだろうか。
愚痴ってもしょうがない、とにかく世間にアピールし続けるしか無い!ヘルパーさん、来てください!お願いです!
新年早々の絶叫である。