【メンバーインタビュー】no.9 逸見 綾子 / 理事
はじめまして!
NPO法人ボウタカで昨年から理事に就任しました逸見綾子です!
夫婦でNPO法人ボウタカに関わらせて頂き、1人でも多くのボウルターの“もっと高く跳びたい”を叶えられるように活動しています!
今回は私の“今までとこれから”をお話していきます。
逸見 綾子(へんみ あやこ) 旧姓:青島
昨年2月に16年間続けてきた陸上競技を引退し、現在は旦那さんと2人で新生活をスタートしています!
これまでの競技人生の振り返り
小学生:陸上教室・水泳・空手
中学生:四種競技(県大会優勝)
高校生:棒高跳(PB:3m61,成績:大分国体5位)大学生:棒高跳(PB:4m10,成績:2012年日本選手権3位)
社会人:棒高跳(PB:4m15,成績:2016年日本選手権優勝)
<高校生>
高校入学時は7種競技を専門種目として取り組もうと思い、入学しました。
当時の顧問の先生からの“背が高いから棒高跳をやってみるか”の一言がなければ、私のボウタカ人生はスタートをしていませんでした。
初めて棒高跳という種目に出会った私は、練習していくにつれ、バーを越える楽しさを知りました。
「高く跳ぶためには何が必要か?」
を自分なりに追求し、踏切を上手くするために走幅跳やハードルを朝練でやってみたり、鉄棒を毎日触ってトレーニングしたり、試行錯誤しながら多くのことに取り組みました。
高校卒業後、競技は続けずに就職しようと考えていましたが、高校3年生の時に国体で5位になり、初めて”悔しい”という感情になりました。
それまでは悔しさが芽生えることなく、ただ跳ぶことが楽しく競技をしてきましたが、もっと高く跳びたい!と国体の試合を経て思いました。
<大学生>
日本体育大学への進学が決まり、競技を継続することができました。
大学生の時は試合に出る度に記録が更新され、とても楽しかった印象が強いです。
一緒の目標を持った仲間がいたからこそ、結果に繋がったと思います。
かけがえのない仲間たちに出会えたことに感謝しかありません。
<社会人>
社会人では、怪我や自分自身にプレッシャーをかけていたこともあり、なかなか自分が思うような好成績を出すことができずにいました。
しかし、ようやく2019年茨城国体で7年ぶりに自己ベストを更新しました。
たった5cmではありましたが、その5cmを超えることが本当に長く、その瞬間、競技を続けてきてよかったと心の底から思いました。
そして選手達からの「おめでとう」の言葉がとても嬉しく、辛い時も嬉しい時も一緒に競技をしてきた仲間からの言葉は温かみがありました。
この時は純粋に棒高跳を楽しんでいた記憶があります。
冷静だけど、どこかワクワクしていて、、、
今振り返ると身体、心の状態が整っていたと感じています。
私にとっての棒高跳とは
"棒高跳=人生の転機"
高校生の時に棒高跳に出会わなければ、日本体育大学で小林先生に出会っていなければ、社会人まで競技を続けていなければ、ボウタカメンバーとして活動することもありませんでしたし、もちろん旦那さんにも出会うことはできませんでした(笑)
棒高跳に出会わせてくれた高校の恩師の先生、甘々な私を最後まで見守り続けくれた小林史明先生には感謝しかありません。
そしてどんな時も支え続けてくれた家族、仲間、本当に多くの方々に支えられてここまでやってくることができました。
<これから>
これまで私は多くの方々に支えられ、棒高跳という競技を続けることができました。
次は私が皆さんを支えていける存在になりたいと思っています。
そのための一歩として“出張ボウタカチャンネル都道府県全国制覇!”を成し遂げたいです!!
また、私の夢である日本での棒高跳サミット開催を実現したいと思います!
年齢、記録問わず、ボウルターなら誰でも参加できる競技会の開催に向け、NPO法人ボウタカを通じて、私なりに棒高跳界に貢献できることを全力でやり切りたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
逸見 綾子