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レアグルーヴ/フリーソウルとして再評価されたシンガー・ソングライター【Leroy Hutson】の<ACID JAZZ>よりリリースされた究極のベスト盤が心地よい!

2018.04.30 10:58

ニューソウル期にCurtis Mayfield主宰<Curtom>に多数の名作を残し、その後レアグルーヴ/フリーソウルとして再評価されたシンガー・ソングライター【Leroy Hutson】


彼の<Curtom>でのキャリアを総集して名曲/人気曲を厳選、さらに2曲の未発表音源が追加収録究極のベスト盤が名門<Acid Jazz>よりリリース!


パーラメンツとマンハッタンズを生んだ世界の一角、米ニュージャージー州のニューアークで生まれ育った。ソウル・ミュージックの虜となったリロイは地元のカルテット、The Nu-Tonesに加入し、そこで歌手としての才能を目覚めさせた。その後ハトソンはワシントンDCでの大学に進学、そこで才能に溢れる女性ソウル/R&Bシンガー、カーラ・トーマスや将来のコラボレーターとなるダニー・ハサウェイとの交流を深めてゆく。ハトソンはハサウェイとともに、カーティス・メイフィールドの後見のもと、彼のレーベル<Curtom>にて小さな成功を積み重ねていった。やがて多くのシンガーやソングライター、プレイヤーたちの中心人物となってゆき、ミリオンセラーとなりハサウェイのキャリアを決定づけた名作「The Ghetto」を共作することとなる。


そんな伝説的ソウル・シンガー【Leroy Hutson】の総括するようなベスト盤には、Acid Jazzが発掘し7"がヒットとなった、タヴァレスのアルバム『マダム・バタフライ』に収録されている「Positive Forces」のカヴァーや「Now That I Found You」の2曲も未発表トラックとして収録。



今回<ACID JAZZ>より発売される本作は、すべての収録曲をより良い音質で楽しめるようあらゆる工夫がなされているとのこと。


<ACID JAZZ>レーベルは、87年にジャイルス・ピーターソンとエディ・ピラーの2人で立ち上げたレーベル。

70年代のジャズ・ファンクやソウル、当時のクラブ・シーンではかけ離れた存在になっていたジャズのレコードに光をあて、踊れるサウンドを提案していた彼ら。

ザ・ブランニュー・ヘビーズ、コーデュロイ、ジェイムズ・テイラー・カルテット、ジャミロクワイなどが作品を発表。

90年にはレーベル<トーキング・ラウド>を旗揚げ。

このトーキング・ラウドからはインコグニート、ガリアーノ、オマーなどをリリース。


ちょうど、Suchmosがジャミロクワイやこの辺のサウンドの影響を受けていると思うので、気になる方は<ACID JAZZ>を掘り下げると良い音に出会えますよ!