取材メモ:180万年の眠りから覚めたゾウがつなぐ夢
2023.01.22 14:00
2022.10.1㈯午後
多賀町立博物館
結婚を機に草津に移り住み、外から見た目線で子ども達と一緒に滋賀県の自然・歴史を学ぶ友人グループと、多賀町立博物館を訪れました。
小早川隆(こばやかわ たかし)館長直々にお話を伺うことができました!
・1993年多賀町の古琵琶湖層群(180万年前の地層)で発見され、2022年3月に国の天然記念物に指定されたこのアケボノゾウ化石標本、大型動物としては2017年福井県勝山の恐竜に続くもので、大型哺乳類としては国内初めて。
・左の牙が工事現場から発見され、たった2週間の発掘作業で見事に1頭分のゾウ化石を掘りあげたこと、
・その後の調査(2013年の やすのおっさん×発掘プロフェクトみたいな)からもゾウ足跡・様々な化石の出土や自然環境が解明されてきたこと、
・このアケボノゾウがどのように生きて息絶え埋もれていったか、想像を膨らまして欲しい、また、発見につながったのは日頃から地域に関心を持ち自ら現場に足を運んでいたこと、工事関係者・専門家との連携に恵まれた沢山の人の協力の賜物であったこと、みんなにも今から身近なことから気づきを得て欲しい、と、館長は次世代へ語り継ぎはアツい。
館内には、他の学びもたくさん
ゾウだけでなく、
ワニもいます。
こちらに関する記事書きました、以下参考です↓