身体の基本構造
2023.02.01 08:38
こんにちは、蕨市、川口市にてパーソナルトレーニングを提供している井上です。
本日は身体の基本構造ついて説明していきます。
人間の身体の中ではきわめて精密で複雑な機能が働いています。
運動、スポーツを行うときに自らの身体構造や働きを知っておくことは有益です。
人間の身体は元素で合成されています。
※元素
酸素、炭素、水素、窒素、カルシウム、リンなど
上記の元素を素材とする細胞できている。
そして、同じあるいはよく似た細胞が集まり組織となります。
組織とはロボットでいう部分にあたり、それだけではまとまった働きはできません。
たとえば筋組織は血管や神経、靭帯、骨などといった別の組織と組み合わさってはじめて筋肉としての働きが可能になります。
このように組織が組み合わさって一定の働きをもった装置を器官といいます。
※器官
胃、心臓、骨格筋
さらに複数の器官が互いに関連して機能的にまとまり下記の器官系を構成します。
※器官系
消化器系、循環器系、運動器系
この器官系が人間の生存、活動に必要な仕事を行うことで全身の調和が保たれ一つの人体が構成されています。
また、人間は外から必要な物質を取り込まなければ身体構造の維持はもちろん、機能させることも不可能です。
私たちは食事によってから身体に必要な栄養素を他の生物から獲得しています。
そして栄養素を細胞・組織内でより単純ものに分解する消化過程でエネルギーを作り出します。これを異化作用といいます。
そのエネルギーを使って自らの身体を構成する物質が作りだされることを同化作用といいます。
※立ったり歩いたりなどの日常生活や運動を行うと異化作用が強くなります。
食事などで栄養を補給する過程が同化作用になります。
このような化学反応(代謝)が絶えず続くことで私たちの身体は日々の生活、そして運動、トレーニングなどを行うことができます。