生きる使命についての気づき
「自分の生きている使命とは何か」といつからかずっと考えてきたけれど、それがずっとわからなかった。
何か「これ!」といった職業を最初は思い浮かべていたが、なかなかそんな風に感じられる様な職業に出会うこともなかった。
そして生きる使命を探しながらも、同時に「なぜ生きているのか」という生きる目的も探していたように思う。
ただ、生きる目的に関しては18歳の時に「人間は幸せになるために生きている」と、ウルグアイの元大統領で世界一貧しい大統領と呼ばれていたホセ・ムヒカ氏のスピーチを聞いてそう思った。
そうは思ったものの実際には、「お金を稼げば幸せになれる」とか「社会的に認められたら幸せになれる」とか、今の自分ではない何者かにならなければ幸せになることはできないと思っていた。
そして何者かになることを、ずっと追い求めていたように思う。
1年半ほど前に霊視の先生に見てもらったとき、生きる使命について質問したことがあり「使命とは自分らしい方法で、世の中の役に立つこと」という風にその方は仰っていた。
その答えに納得感はあったものの、実際にどうすればいいのかわからない状況で表面的に理解したつもりになり、真意を掴めていなかったと最近思い返してみてそう感じる。
そして先日ご縁があってカンボジアに行くツアーに参加させていただき、色々な方に出会いお話させていただく中で新たな気づきを得ることができた。
今まで使命とは”職業”とか”実現したい世界”だったりそんなはっきりとした”これ”といったものを想像して、ずっと今の自分から何者かになることを目指してきたが、それが一番に自分の使命から遠ざけているのだと気づいた。
そして生きる使命というのはそういうことではなく、”ありのままの自分で生きていく”ということ自体が使命であり、「在り方を磨き生きていく過程で湧き上がることをする」というそれだけでいいのだということに気づいた。
ずっと周りや世間の期待に応えるように生きてきて何者かを目指して生きていた自分にとっては、「ありのままでいいんだ」ということが初めて自分の中で実感できた。
何者かになることを目指して生きるということは、外的な要因で自分自身の価値や幸福度が決まり、外側の状況に大きく影響されて生きることになるとこの数年の間にすごく実感していた。
それはとても生きやすいとは言えず、逆にとても生きづらさを感じることも多かった。
そんな中で今回新しく見えてきた「ありのままの自分で生きる」ということは、今までの生きづらさを感じる生き方とは違いどんな自分も信頼して生きていくことだと思う。
今の自分ではない何者かになることを目指さない。どう生きるかに正解なんて存在しないのだから、ありのままの自分が感じるままに自由に生きよう。