映画祭の街 カンヌ
カンヌといえばカンヌ国際映画祭
セレブの街ってイメージです
が、駅前はそれほどセレブ感はなく、庶民的な雰囲気
チェックアウトをして、少し街を歩きました
カンヌの駅前のホテルに泊まっていたのですが、ほんの数分歩いただけですぐ海岸に着きました
思っていたより小さな街なんですね
海岸沿いはイメージ通り豪華なホテルやカジノ、ハイブランドショップが並んでいました
この日はエアレースが開催されていて海岸沿いの通りから直接ビーチは見えませんでした
お城みたいなインターコンチネンタルホテル
旧港の西側にあるバスターミナルへ
有名な映画のシーンなどが描かれた可愛い建物
丘に登って海岸を見に行きました
旧港とレースに使う巨大パイロンが見えます
この時はチャレンジャークラスのレースが行われていて、レースを見る人がたくさんいました
丘を降りて急いでランチを食べて会場へ!
今回カンヌに来たのはこのレースを見るため!!
チケットを見せてリストバンドを受け取ります
このリストバンドにチケット情報が記録されていて、入り口でリストバンドをスキャンして入るという感じ
ハイテクです
このリストバンドにお金をチャージして、会場内ではキャッシュレスで食べ物や飲み物を買うこともできるようでした
会場内に映画祭のレッドカーペットがありましたー!
看板がカッコイイ!
私たちがとったチケットは、座席指定というよりはエリア指定
指定されたエリア内であれば空いていればどこに座ってもOKという感じ
座席ではなくビーチに座って観戦しました
会場外のホテルやマンションのテラスにも人だかり!
マスタークラスの選手は14人しかいないのに、日本人パイロットがいるのです!
室屋義秀さん
アジアから初めてのワールドチャンピオンシップに参戦したのが2009年、ホームが福島のため震災後数年はエアレースを休止していましたが、2017年にはワールドチャンピオンのタイトルを獲得!
素晴らしい選手なのです
前に一度エアレースをテレビで見てすごいなーと思っていたけど、まさかこの目で見られる日が来るとは
基本はタイムが速い方が勝ち
ただ色々ペナルティがあります
スタートのパイロンを通過するときのスピードが規定を超えたら1秒プラス
2本のパイロンの間を通るときの機体の角度が水平から10度傾いたら2秒プラス
パイロンに接触したら3秒プラス
などなど
あんなスピードで飛んでるのに、こんな細かいとこで競うなんて
まずROUND OF 14とROUND OF 8は1対1のトーナメント制
そこで勝った4人が最終的に順番に飛んで速い人が優勝
決勝まで残れば3本見られます
実況はほぼフランス語、たまに英語
全然分からないけど、巨大スクリーンもあって分かりやすい
望遠レンズで連写モードで撮りまくり
夫は動画担当
Round of 14での室屋さんの飛行です
飛び去って行くときにクルッと回転して行くのが回転して行くのがかっこいい
Round of 8で別の選手がパイロンに接触したのですが、ものすごいスピードで修復してました
接触しちゃった選手には申し訳ないけど、パイロン切れるとこ見たかったのでちょっと嬉しい
室屋さんは決勝まで行ったのですが、この日唯一のペナルティをもらってしまい4位で表彰台には届きませんでした
結果は少し残念だったけど3本しっかり見れて満足です
すごいとは思ってたけどこんなに面白いと思わなかった!!
表彰式後の空軍による編隊飛行も素晴らしかった
それにしても・・・
日焼け止め塗ってたのに思いっきり日焼けしてしまった
3日たった今もまだ鼻の頭が熱い(泣)