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「宇田川源流」【土曜日のエロ】 混浴の実証実験始まる

2023.01.27 22:00

「宇田川源流」【土曜日のエロ】 混浴の実証実験始まる


 毎週土曜日は「土曜日のエロ」である。そのエロの話の前に、今週のニュースを見てみよう。

 今週のニュースといえば、やはり「雪」であろうか。ある意味で「雪国」であれば、あまり関係はないというか「日常」なのかもしれない。しかし、都会の人にとっては「雪」は様々な影響が出てくるということになる。ある意味で「雪」というのは、「寒い」だけではなく「積る」「滑る」ということがあり。すべてののものが予定通りの動きをしなくなってしまうという特徴が存在する。

 さて、当然に「雪」は昔からあるのだが、なぜ現代になって大きな問題になるのであろうか。単純に「スピード化」「便利」「都会で考えた機械」という三つがとりあえずにキーワードであろう。スピードが出るので、予定以外のことが起きた場合には間違いなく大事故につながることになる。自動車や電車、飛行機などが事故を起こせば、大事故につながり死亡事故になる可能性が大きい。では、同じ乗り物で「駕籠」に乗って事故になったからといって死亡事故になるであろうか。基本的には「NO」である。そのように考えた場合、スピードが出ていることまたは、人が普通に行くことのできないところ(飛行機の場合)が最も大きな原因になる。

 次に便利ということであろう。便利になれてしまったから不便になった場合に、非常事態に備えなければならない。もともと物流が今一つの場合には、少し多めに買って「備蓄する」ということをするようになる。しかし、どこでも買い物ができて、お金さえあればすぐにどこでもモノが手に入る。それも、自分が買い物に行かずにこの場にいるだけで商品が届くというようになっている。しかし、その便利な生活になれてしまうと、「雪」で者が遅れると自分の手元に何もなくなってしまうということになるのである。

 そして「都会で考えた機械」である。つまり、雪などにしっかりと対応できているようで、実は余裕がないということになる。そのことから、滑ったりあるいは凍ったりという状況に対して、対応が出来なかったり、あるいは対応が難しかったり、使う人に技が必要であったりということが重要になってくるのである。

 このように「現在の都会的な便利な生活」がそのまま自然災害になった場合、つまり「過酷なアナログ環境」になった時に、困ってしまうのである。

 さてそんな風景を、私自身雪の日に千葉県の銚子市にいたので、非常に面白い感じになった。一方、それどころではない雪の国「酸ヶ湯温泉」では、もっとすごいことになっている。何しろ積雪量が3メートルを超えているというのであるから、「慣れている」とはいえやはりすごいことになっているのであろう。その「酸ヶ湯」の話で今日は「エロ」を語ってみよう。

青森・酸ヶ湯温泉で“混浴”実証実験 湯あみ着着用した人のみ入浴可能

 「混浴文化」を守るため、「湯あみ着」を着用して入浴する取組みが行われた。

 青森市の酸ヶ湯温泉にある混浴風呂。20日と21日、そして来月も合わせて4日間限定で、「湯あみ着」を着用した人のみ入浴ができる。

 環境省は、北東北に多く残る湯治や混浴文化を守っていくことを目指し、混浴が抱える課題を解消するため「10年後の混浴プロジェクト」を推進している。

 「湯あみ着」は、周囲の視線などを気にすることなく入浴するための1つの方法だ。

 実際に利用した方からは「混浴ってやっぱり、なかなか入りにくいでしょうから、良いのではないのでしょうか。アベックとか夫婦で来るには良いかなと思います」といった声が上がっている。(ANNニュース)

2023年1月21日 11時7分 ABEMA TIMES

https://news.livedoor.com/article/detail/23571956/

 雪の話とは全く関係ない話である。酸ヶ湯と言えば、日本一雪が降る場所であるのと同時に、温泉の場所である。残念ながら私は言ったことがないが、映像で見る限り山奥の湯治場という雰囲気の温泉地には非常に良い感じがある。何か古き良き日本という感じがあるのではないか。

 さて、日本の「温泉」というか、風呂屋は、基本的には「混浴」が基本である。一つには、「温泉の湯舟を二つ作ることがコスト的に難しい」ということが上げられる。湯船というのは、風呂の中心であるかのように考えられているが、実際には、「洗う」という行為に湯船は必要ない。湯船は「癒す」という行為であり、そのことから、江戸時代までの風呂屋には「蒸し風呂」のようなところも少なくないのである。その湯舟を作るということになれば、当然に一つしか作らない。それは「湯船の重さ」ということもあるし、「薪をくべる」というコストの問題もある。罐を二つ作るか一つで済ませるかということは、なかなか大きな違いになる。

 では、昔は全裸が標準であったのかと言えば、そうではない。昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の初めの方であるが、源頼朝役の大泉洋さんと、北条義時役の小栗旬さんの入浴シーンがあるは、白い「湯あみ着」を着用する。もちろん洗い場では脱ぐのであるが、その「湯あみ着」を切ることによって湯船が一つであるということは全く関係が無くなる。

 世界でのスパでは水着着用ということが言われているが、酸ヶ湯では「湯あみ着」を標準にするというのである。しかし、「エロ」目線で言えば、「湯あみ着」であってもなんとなく体のラインが見えて非常に良い感じになるのであり、その内容を見てゆくということになるのではないか。しかし、特に「もろ」に見えてしまうような内容ではないし、また、なんとなく想像できるという「日本流チラリズム」の極地がこの内容ではないかという気がするのではないか。

 酸ヶ湯温泉では、その「混浴文化」を守るという。私からすれば非常に有難い。できれば、若い女性にどんどんと文化を守ってもらいたいと思う。若い女性が多く来れば、当然いん男性がくる。そしてうまく本人同士のコミュニケーションができれば、少子化の解決にもつながるのかもしれない。わざわざ「貸し切り温泉」をするのではなく、普通の温泉医カップルで入るというのもよいかもしれないし、また、温泉の中でリラックスした中での会話などは、新たな出会いの場になるのかもしれない。

 そのような「頭の中のエロ」をうまく考えてくれるとよいのではないか。