大原麗子「愛のつづれ織り」
演歌とは違うんですけど、昭和の大女優「大原麗子」さんを少しご紹介したいと思います。私がファンになったのは、Amazonプライムビデオで拝見した1974年頃に放映された日本テレビ系の「雑居時代」を見てからかなぁ。私が生まれる11年前のドラマだそうですよ。
父親と娘ばかり5人、完全な女性上位の家庭に、若い男が同居...そんな奇抜なシチュエーションの中で繰り広げられる男と女の壮絶な争いを、明るく人情味豊かに描く連続ホーム・コメディ。大原麗子さんは栗山夏代役。石立鉄男さんは大場十一役。山口いづみさんは栗山冬子役。杉田かおるさんは栗山阿万里役。でした。
2009年8月頃には、大原麗子さんが亡くなったという悲報にビックリして母が泣いていた記憶があります。難病と闘病中だったということも、はじめて知りました。今、思い出しても泣いてしまいます。女優業では、キュートな魅力的なイメージがある一方、プライベートでは波乱万丈だったんですね。死因は不整脈による内出血であると診断。死亡推定日時は同年8月3日。享年62歳でした。
大原麗子さんのお墓は、京王線の千歳烏山から北方面に多く寺院があり、小京都とも呼ばれている地域にある本覚山妙壽寺に女優の大原麗子は安らかな眠りについています。
※大原麗子さんが亡くなる2年前の2007年6月には、石立鉄男さん(大場十一役)が、「急性動脈りゅう破裂」により亡くなられています。享年64歳でした。
そんな大原麗子さんが、アルバムをリリースしていたこと、初めて知りました。先日、母が急ぎアルバムをAmazonで購入し、何度も聴いていました。聴きながら涙する母ががいました。今でもファンの方が多いと思います。ぜひ、聴いてほしいという思いを込めて編集しました。(前田智美)
大原麗子の絶頂期、1978年に発表された唯一のアルバム。加瀬邦彦、川口真、加藤和彦、りりィ他によるライト・ポップス。作詞は山口洋子、山川啓介などの愛の物語。時にセリフを交えた情感溢れるハスキーな歌声、大原麗子の魅力が詰まった女優レコードの名盤です。
『愛のつづれ織り』は、大原麗子さんが1978年3月25日にワーナー・パイオニアから発売したアルバムです。
オリジナルリリース
1978年3月25日
大原麗子「愛のつづれ織り」
最新デジタル・リマスタリングにより
2014年3月19日に改めてリリースされています。
(収録曲)
まあね
待つことになれて
裏町のバラ
おもしろくて哀しくて
誰なの?
夢のあと
さりげなく悪いやつ
雨の旅人
花火
灯りをつけて出て行って
レストラン(語り)