応援されたいのなら応援しよう
こんにちは、
精神科医の諸藤えみりです。
今日は
少し前を行く人を認められなかった、
心の狭いわたしの話です。
なぜわたしがプライドを捨てたのか。
自分が応援されたいからです。
勉強でも、運動でも、仕事でも
自分より少し先を行く人って
いますよね。
わたしの場合、
自分より圧倒的に
前を走っている人は尊敬できます。
でも、
頑張れば
自分もそのくらいできるんじゃないか
と、思う人は認められません。
頑張ってもいないのに、
悔しくて
「わたしだってできる。」と
認められないのです。
ちっぽけなプライドが
邪魔をします。
あるとき、
気づきました。
「少し前を走っている人たちは
将来たどり着きたい
未来のわたしの姿。
この人たちを否定するということは、
未来のわたしを
否定することになる。
否定している限り
わたしはそこにたどり着けない。」
こう思ったわたしは
まず、自分の現状を認めました。
少し前を走っている人たちは
わたしよりも
結果を出しています。
比べて
わたしは何も結果を出していません。
素直に
彼らの努力や成果を認めました。
そして、
応援しようと思いました。
未来のわたしの姿である方たちを
肯定します。
応援するために行動する。
わたしの時間、労力、お金を割く。
相手は
わたしが応援していることも
気づかないかもしれません。
それでも、
応援できない自分の卑しい心が嫌で、
精一杯応援しました。
あるとき、
インスタにコメントが届きました。
数少ない
わたしのフォロワーさんから
「応援しています。」
と、届いたのです。
驚きました。
そして、目頭が熱くなりました。
人を応援すると、
自分も応援される。
自分のやったことは
返ってくる。
誰かがわたしを応援してくれている。
嬉しい。
わたしもあなたを応援する。
最近はただただ純粋に
人を応援できるようになった。
そんな自分が少し誇らしい。