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推し本を持ち寄る会に持参した本

2023.01.30 10:36

29日のブログの続き。


土曜日に参加した推し本を持ち寄る会で

私が持っていった本は2冊。

河治和香著「がいなもん 松浦武四郎

一代」と澤田瞳子著の「星落ちて、なお」。


「がいなもん」は北海道が北海道という

名前になってから150年と松浦武四郎の

生誕200年に合わせて2018年に出版された

松浦武四郎についての小説。


松浦武四郎が北海道の名づけ親である

ことは小学校の道徳の教科書で知ってた

ものの、それ以上のことは深くは知らず。

その後、どんな人だったか知りたいと思い

つつ、真面目そうな本やと頭に入ってこな

いしなぁとずっと本を読むのを敬遠して

ました。


「がいなもん」は分厚い本やけど、本屋で

見つけたときに、「これなら面白く読め

そう。面白い匂いがプンプンする。」

と思って購入。


なんて言いながら、4年くらい積ん読

状態やったんやけど(汗)。読んでみて

ビックリ。続きが知りたくて読むのを

やめられない!こんなに面白いと思った

本はひさびさでした。


松浦武四郎を一言でいうと「めちゃくちゃ

元気で面白いおっさん。バイタリティの塊」。

多分近所のおっさんやったら面倒くさそう

やけど。でもそれだけじゃなくて、まっすぐ

にものをみて誰とでも対等に接することが

できる人。多様性に寛容な人。

こんな偉大な人がこの時代にいたなんて、

しかも近所出身やったなんてすごい。

ただ元気なだけじゃなかった(笑)。


ちょっと前のブログでも書いたけど、

最近は年上のイキイキした人の姿から

元気をもらうことが多い。この「がいな

もん」の松浦武四郎からも例外なく、

そして多分一番元気もらった。


おススメの一冊。読んでよかった。

私も年齢関係なくいつまでも気に

満ちた人でいたい。


土曜日に持ち込んだもう一冊は

澤田瞳子著の「星落ちて、なお」。

「がいなもん」にめっちゃよく出てくる

おとよちゃん(日本画家で浮世絵師の河鍋

暁翠)が主人公の本。こっちはまだ読んで

ない。


「がいなもん」での武四郎とおとよちゃん

のやり取りがあんまりにも面白くて、

だんだんめちゃくちゃおとよちゃんのこと

が気になってしまい購入。


こちらも読むのが楽しみです。