Alz・Glard/アルス・グラード
2023.01.29 11:53
飼い慣らされた忠誠心
「こんな俺でも、生きて、いいのか?おれは、俺は、何にも知らなかった。この手を真っ赤に染めようと、積み重なる死体の山を見ようと、今この時こそ真実だと、信じて疑わなかったのに。…俺に、生きる資格なんてあるのか?」
性別:男性
血液型:O
誕生日:(わかり次第更新)
年齢:18
出身地:ガレマール帝国
種族:ヒューラン・ミッドランダー
一人称:俺
二人称:あんた、お前
概要
ガレマール帝国出身の元帝国人。現在は人気(ひとけ)のないイシュガルドのはずれで暮らしている。
守護神はアルジク。無所属。剣を扱うジョブなら一通りをこなす。
真面目で勤勉、素直で純粋。それゆえに信じたものを決して疑わない危うさのある青年。
幼少より『領土を広げることだけが、愛国を示すたった一つの成果である』と洗脳にも近しい教えを受けて育った。その純粋無垢な性格からまだ若いながらもめきめきと頭角を現し、軍を率いる「英雄」、「ヒーロー」としてもてはやされながら盲目的に虐殺を行ってきた。しかしガレマルドでエオルゼアの人々と出会い、その行いを「侵略」だと手酷く罵られてから、アルスの人生が一変したのである。”エオルゼアの真実”を突き付けられたアルスは己の行いを顧み、絶望。ガレマール人の証でもある第三の目を切除、あらゆるものにおびえながら贖罪だと自分に言い聞かせ、「何でも屋」として稼ぎながらもエオルゼアでひっそりと暮らすようになる。
しかし根付いてしまったトラウマは消えることはなく。今も時折、夜な夜な真っ赤な夢にうなされては脂汗と共に起きるような日々を過ごしている。自らが元帝国人であることを必死に隠し、しかしそれすらも己の行いを忘れるようで恐怖を抱く生活。まだ若く、先の長い彼には残酷すぎるくらいの人生である。恐怖とトラウマ、自責、絶望、贖罪。この命はいつ消えようとおかしくない。