櫻坂46『桜月』見どころポイント&MV考察
1月25日(水)に櫻坂46 OFFICIAL YouTube CHANNEL にて公開された5thシングル『桜月』のミュージックビデオ(以下「MV」と表記)。
このブログを読む前に、ぜひ一度MVをご覧ください。
今回は、数ある見どころの中から、ライター陣が選ぶ見どころポイントと考察を、先日Otaac🌸櫻坂46のアカウントで配信している「#櫻坂46を語る会🌸」で開催した「『桜月』を語る会」で話題に上がった考察を含むOtaac的完全版として紹介していきます。
なお、本ブログ内の時間表記は全てそのシーンから再生されるリンク付きですので、ぜひクリック/タップして視聴しながら本ブログをご覧ください。
🌸見どころポイント🌙
どれも一瞬です!瞬き厳禁でご覧ください!
時計の音!?
最初の時計の音に、『誰がその鐘を鳴らすのか?』と同じようなものを感じました。
美しい守屋麗奈 さん①
開始早々に圧倒的な美を叩きつけてくる守屋麗奈さん。
キャラメリゼとか言ってた人と同一人物ですよね…?
眠れる森の美女
眠れる森の小林由依さん
美しい守屋麗奈 さん②
とにかく美しいれなぁを堪能する時間
どこから?
どっから出てきたん?!ってちょっとびっくりする”みいぽんコンビ”(小池美波さん×小林由依さん)
このコンビの安心感抜群すぎませんか??
小林由依さんですYO!①
全国の皆さん!見てください!
小林さんの物憂げな目!守って差し上げたい!(byおたふぁむのゆいぽん推し)
TAKAHIRO先生!?
「良い表情だぞ山崎天!!」ってTAKAHIRO先生の声が聞こえる気がします。
空耳ですかね?
お待たせしましたぁ!
土生瑞穂さんの「出番待ってましたァバーン!」って感じで出てくるのが超好きです。
カッコいい
井上梨名さん・武元唯衣 さんのコンビっておもしろコンビ感が強いけど、やっぱりちゃんとカッコいいんだよなぁ…
スーパー目隠しタイム
ここの目隠し、“Dead end”や“僕のジレンマ”を思い出しました。
きれいなフォーメーション
スーパー目隠しタイムからサビのフォーメーションに切り替わるところが最高に綺麗で美しい流れ。
表情がたまりませんな
もう、表情が最っっっ高にたまりません。
かわいいんですけどぉ?
かわいい…ただただかわいい…
美しい守屋麗奈 さん
守屋麗奈さんのソロのシーンが美しいです
かわいい三姉妹
土生瑞穂さん、松田里奈さん、増本綺良さんが、可愛い振り付けをして揃ってるのが超かわいいので必見です!
生写真化希望!
この2人のツーショット、生写真にして販売してください!
ラップバトル!
メンバー同士のラップバトルがカッコいいです!
特に2:36〜の小林由依さんのラップバトルは圧巻!
力強い小池美波さん
迫りくる壁と押し返すメンバー。どのメンバーもいい表情をしています!
特に2:48の小池美波ちゃんの力強さがめっちゃ好きです。
足だん
ここの足だんだんするとこ好きなオタクです。
(ほんの一瞬ですので瞬き厳禁ですよ)
女性らしい櫻坂46
スカートをひらひらする所が、櫻坂46になってからの女性らしさの表現の一つなのかなぁと思いました。
エモ①
れなぁと森田さんが重なる振りの所に、そこはかとないエモさを感じてじんわり好き。
エモ②
一方でみんなはけて、れなぁが1人残される所もなんか対比っぽくなっててエモみ。
小林由依さんですYO!②
全国の皆さん!見てください!眠れる森の小林さんですよ!(byおたふぁむのゆいぽん推し)
圧巻のソロパート
守屋麗奈さんのソロパート、めっちゃ良いです!可愛い感じと切ない感じが綺麗にハマっています!
アー写に使えそうなカット
3:43・3:49この2つのシーンは、どちらもそのままアーティスト写真(アー写)として使えそうなほど美しく綺麗です。
大サビ行きますよ!
待ってました大サビです!
あっ小林さん目ぎゅってしてる可愛い…(byおたふぁむのゆいぽん推し)
ドヤァ
ここのれなぁのドヤ感ある表情が凄く印象に残ってるんですよね
なんやかんやこの曲の象徴的な印象を受けました。
開放感
大サビは1サビと振りはおんなじっぽいけど、受ける印象が全然違う気がします。
1サビは悲しい、辛いみたいなイメージで、大サビはなんか解き放たれた開放的なイメージがあります。
悲しそう①
ここの森田ひかるさん、すごく悲しそうに見えます。
一瞬で魅せにくる松田里奈さん
ここで本当に一瞬で映る、松田里奈さんが凄く凄く美しいです。
悲しそう②
ここの森田ひかるさんも、すごく悲しそうに見えます。
女神降臨
後光さす小林由依さんこと女神様の降臨です。
櫻の木
みんなで櫻ポーズしながら桜の木を表現してるっぽいのがやばい。エモ散らかしてます。
物語の終末
圧倒的満足度と共に物語の終わりを感じます。
守屋麗奈 さんの表情が切なくて堪りません。
🌸解説・考察🌙
ライター:かばがき・チト・平行なヘコ
※ここからは、櫻坂46好きなライター陣の一個人としての考察としてお楽しみください。
シンデレラ
『桜月』を見た時にいくつか感じた、とある作品への共通点がありました。
①MVの最初のシーンで櫻坂46のメンバーが時計を表しており、11時から時間が巻き戻っていく。
そして最後のシーンでも櫻坂46のメンバーが時計の形をしているが、このシーンでは時間が12時まで進んでいく。
②曲の前後での照明の光が暗い状態から明るくなっており、部屋の古びた見た目が綺麗な状態に変化している。
③メンバーの着ていた衣装がノースリーブ衣装から、青衣装になって行く。
上記3点より、舞踏会で時間を気にしながらも踊るシンデレラを意識して作られたのでは無いのかと考えました。
『桜月』『ずっと春だったらなぁ』『五月雨よ』の主人公繋がっている説!
歌詞に注目して『桜月』を聴きました。
まず『桜月』を聴いた第一印象が「『桜月』と『ずっと 春だったらなあ』の主人公“僕”の心情が同じじゃん!」ということです。
『ずっと 春だったらなあ』の歌詞は、“僕”が好意を持っている“君”が大学進学で遠くに行ってしまうのを、“僕”は止めたいけど止められなかったという内容です。
一方、『桜月』の歌詞は、卒業式まであと少しになり、“僕”が好意を持っている“君”ともうすぐ離れてしまうので、自分の思いを伝えたいが何も伝えられない、という内容です。
ここからは、『桜月』と『ずっと 春だったらなあ』の歌詞の繋がりについて、考察していきます。
『ずっと 春だったらなあ』の歌詞
♪君を想う桜 風に吹かれて 心の中を舞い上がる せめてもう少し満開でいてくれたなら♪
『桜月』の歌詞
♪幸せを願えば 悲しみが溢れて 満開の桜まで 風に吹かれてしまう♪
上記の歌詞を見ると、両方の歌詞に“満開”や“風に吹かれて”と、同じ言葉があります。
満開→幸せ、好きな気持ち
風に吹かれて→失恋、別れ
という意味が表されていて、ここから“僕”が“君”のことに好意を持っていて、ずっと一緒にいたいがずっと一緒にはいられない、という感情が表れています。
『ずっと 春だったらなあ』の歌詞
「大学なんてどこでも いいじゃないかって言って 僕が止めたら 僕はどう答えたかな」
『桜月』の歌詞
♪僕が今ここで夢を語るのは そう 他の言葉 口に出しそうで・・・♪
上記の歌詞を見ると、『桜月』の歌詞の“他の言葉”が、『ずっと 春だったらなあ』の歌詞の“大学なんてどこでも いいじゃないか”なのではないかと考察できます。
『ずっと 春だったらなあ』の歌詞
♪一瞬の優しさと一生の後悔を 天秤にそう掛けながら 僕たちは生きているんだ♪
『桜月』の歌詞
♪いつの日か笑顔の嘘 あれでよかったと思えるだろう♪
上記の歌詞を見ると、『ずっと 春だったらなあ』の“一瞬の優しさ”が、『桜月』の“笑顔の嘘”なのではと考察できます。
ここで、新たにすごい発見をしました。
それは『五月雨よ』の歌詞についてです。
『五月雨よ』の歌詞
♪“いつの日か”は いつ来るんだ?♪
上記の歌詞の“いつの日か”は『五月雨よ』の中では、はっきりといつなのかがわかりません。
しかし、『桜月』の“いつの日か笑顔の嘘 あれでよかったと思えるだろう”で、“いつの日か”は“君”を引き留めずに送り出したことがよかったと思える日だとわかります。
でも『五月雨よ』で、““いつの日か”は いつ来るんだ?”と“僕”はネガティブな気持ちになってしまっています。
MVの中の守屋麗奈さんが本を開いたり閉じたりするシーンがありましたね。
そこでみなさん、「2nd TOUR 2022“As you know?”」を思い出してください。
『五月雨よ』のパフォーマンスの前に大園玲さんが本を読んでいました。
この『五月雨よ』の本が『桜月』の本の続編だと考察しました。
一連の考察をまとめると、
主人公の“僕”が、好意を寄せている“君”から遠くの大学に進学すると聞き、離れてしまうのが嫌だから、止めようとした。
しかし、“君”を傷つけたくないから進学を止めず、“僕”は“一瞬の優しさ”で“一生の後悔”を背負ってしまう。
そこで、“僕”は卒業前の3月に“いつの日か笑顔の嘘があればよかったと思えるだろう”とポジティブに考えて、自分の気持ちを落ち着かせている。
しかし、2ヶ月後の5月、“僕”は““いつの日か”は いつ来るんだ?”とまたネガティブな気持ちになってしまう。
この物語が書かれているのが、『桜月』に出てくる守屋麗奈さんが読んでいる本と2022年の櫻坂46のツアーで大園玲さんが読んでいる本である。
となります。
よって、『ずっと 春だったらなあ』→『桜月』→『五月雨よ』と物語が続いていることになります。
2種類の衣装について
今回はカラフルなノースリーブ衣装と青衣装があります。
ノースリーブ衣装は“今”を表し、青衣装は大人になった“未来”を表す回想シーンを表しているのではないのかと考えました。
また、青衣装が表現されるシーンは大体桜が散ってるシーンなので、卒業シーズンの春という季節を表してるんではないかとも感じました。
椅子に溜まった桜の花びら
2:02に桜の花びらが積もった椅子が映されています。卒業したメンバーの分の椅子を示し、卒業メンバーが立ち去ったあとに座席に桜が降り積もったものを表しているのではないかなと感じました。
欅坂46からの決別
2:33〜でメンバーがダンスバトルしているシーンで使用されている鏡にヒビが入っています。
また、ラストの4:53では完全に割れた鏡からカメラが遠ざかっています。
ここから、鏡は“櫻坂46”と“欅坂46”を表しており、櫻坂46になってからも(特に~3rd辺りまで)どこかに欅坂46を感じるような作品だったが、最後の割れた鏡からカメラが遠ざかるシーンと、緑の本を閉じるシーンから欅坂46からの決別を表したのだと感じました。
度々入る全員集合シーン
今回のMVは都度都度、全員が集合しているシーンが登場します。しかし、2:44だけ仮面を付けています。直前のシーンでは迫りくる壁を押し返しています。型にはまった自分・仮面を付けているように演じている自分を押し返し、ありのままで行きたい、というメッセージを感じられました。
最後に
今回は、『桜月』のMVに触れました。
今までとは違った印象を受ける今回の楽曲。何度見ても鳥肌が止まりません。
我々の考察を見て「ちょっと違うんじゃない?」と思った方、大丈夫です!
100人いれば100通りの考察が存在します。我々の考察はその中の一つに過ぎません。
このブログを読んだあとに、ぜひもう一度MVを見てみてくださいね!