腕鍵盤ハーモニカ
喫茶店。
そこは落ち着きある安らぎの空間。
しかし、
世の中いろんな人がいる。
喫茶店に限らず、ファストフード、飲食店などなど。
「貧乏ゆすり」はその代表格で
隣の席の人が貧乏ゆすりしていようものならそこはやすらぎの空間から拷問部屋へと様相を変える。
いろんな人がいる。
足を組む人はーー
全然良いと思う。
ただ隣の席まで足をはみ出すのは少し違う気もする。
超近めに設定された座席の場合だけでも、隣に人が来たら足を組むのはやめておかないかと思いつつも
まぁそれくらいは許容範囲。
ZZKYHI。
全然許容範囲である。
「足を組む」にもいくつかバリエーションがある。
許せないのは足裏向けてくるシンプルなクソバカ野郎で
(急な直球こわい)
(この人怒ってたんやってなるぅ)
(うるうるした絵文字)
足を膝に乗せ、靴底を完全に相手側に向けて足裏カフェを開業するうんこ野郎がいる。
それもなかなかの高確率でいる。
この状況で食べるプリン
ミルクレープ
ハンバーガー&ポテト
美味いわけがない。
隣の人に自分の足裏を見せるなんて通常の感性では出来ないので、
こういう人は当然独り言も多いし、クチャクチャ食べるし、
もうそんな感じだ。
マックにいた足裏ニキは頼んだバーガーが違うと店員さんに言ったあと、店員さんが謝罪し間違えたバーガーをさげようとすると「(間違えた)これももらう」と言っていてさすが足裏ニキだねと思わされた。
まぁそれは別にいいんだけど。
観劇マナー悪客(or関係者)が遅刻してくる時に
ほぼ確で遅刻+スマホ+ガサガサ音+飲食を全部やるフルコンボに似ているが、
一瞬でボクは変ですと言ってくれるだけまだ足裏ニキはマシなのか。
どれだけ不快か気付かせてやろうかとこちらも足裏をかざして足裏フュージョンをしかけたい気持ちになるが、
そんなバカとフュージョンして合体してしまってはごめんなのでやったことはない。
(参考)
観劇した際にも一度、イベントスペースを借りたような形式の舞台で
座席が1席空きくらいで配置されていた時に最前ドセンの客が足裏を膝に乗せ靴底を隣の人に向けていて、
それが後方から見えるだけでも不快だったが自分が隣の人だったらさすがにそこから2時間も耐えられないから声をかけただろうと思う。
足裏を相手に向けて座れる神経。
飲食店でそれはあまりにもキモい。
というか、
プリン、ミルクレープ、バーガー&ポテトの絵描く必要あった?
あと
パソコンのキーボード鬼カチャカチャニキも気になる。
カフェなんかで仕事してる時点でセキュリティガン無視のイキリ社会人の可能性は極めて高いわけだけど、そんなやつは当然キーボードの叩き方も人並みなはずがない。
無意味にそれはもう無駄に。
無駄にカチャカチャ鳴らしまくるし
”我ここに在り。”
を大々的に示してくる。
”カフェで仕事する我、イケてるナリ。”
イケてません。
ZZIKTNI。
全然イケてない。
「私これはわかったよ!」
じゃない。
今更DAI語を勉強しても仕方ないですよ。
一方で本当に仕方なくカフェでパソコンを広げて仕事をせざるを得ない人もいて、
そういう人はこれを読んで傷つく必要はない。
そういう人のキーボードの音は例えニキと音量が同じだったとしても不快ではないから。
あれは音が気になるのではなく、イキリ音が気になっているから。
イキッてないあなたはセーフです。
とまぁ、
言ってもキーボードニキは、足裏などと違って不潔だったり汚さはないので、
一つ不快レベルは下がった話になる。
キーボードくらいはまぁ正直良い。
そう、一つ前の足裏向けるバカは殿堂入りとして。
隣の席の地味に気になったランキング1位がタイトルの
「腕鍵盤ハーモニカ男」。
こちらの席側の腕、この時は左腕を鍵盤に見立ててずっと演奏をしているこの男。
左腕に右手をあてて、
素早い動きで右手の指をピロピロピロピロ。
新手の貧乏ゆすり。
貧乏ゆすり界の革命児。
(ほぼこんなイメージ)
アイスコーヒーに刺さったそのストローで腕鍵盤ハーモニカに息を吹き込んでいるのかい。
世の中いろんな人がいるね。
じゃあの