Cafeteria Prism ~カフェテリア プリズム

軸をもつ。

2018.04.25 15:53

 こんなこと、ありませんか?


あなたは自分の役割を一生懸命果たしている。

サボってないし、きちんとこなしている。

それ以上に細やかに先回りして気づかい、

さりげなく相手のこともやっている。


けれど、その相手は

いろいろやってもらっているのに、

あなたがあまりにもさりげなく

気を遣わせないようにやっているので、

当たり前になりすぎて気づかない。

その人自身の見える範囲しか見ていないので、やってもらっていないと言う。


他の誰かがほんの少しの手助けを

こーんなにやっているのよ、と

声を大にしながらやると、

そちらの方をありがたく感じている。


あなたは、思うだろう…

いつも当たり前にやっているのは

自分の方なのに…と。


さらに、それをまた他の誰かに話しているのを聞いたら、

いやいや、違うから、

私のことやってないってあの人は言うけど、

実際たくさんやっているのは私だから❗

と、説明したくなる、よね?


折れました、、、心が。


聞こえちゃったから。


そして、負のループにはまる。


そこにはいない、その話の登場人物や、

相手のことが頭に浮かび、

自分を正当化する説明を訴える。

相手を責めてみたり、怒ってみたり。


全部、自分一人でやってます、頭のなかで。


でも、ここから見えてくること。


この出来事になにを投影しているか?


自分を認めてほしい、

ほめてもらいたい、

罪悪感、犠牲にしたこと…

私のこころ。

私の感情。


では、事実はどうなの?


役割、ちゃんとやっている。

自分がやらなくてもいいことはやらない(←悪いことではない)。

私の立場で果たす役割はこなしている。

出来ないこともあっても、いまの自分でできる最大限はやっている。

さらに、自分のやりたい楽しみは

なにがなんでもやる。

(あら、実はモリモリでめいっぱい

やっているじゃない!えらいぞ、わたし🎵)


事実は事実。


そこを、頭のなかで考える

誰かの考えや視点、感情で

勝手にわたしがみているだけ。


相手が実際に言っている訳じゃないもんね。


私が作り上げた幻想のあのひとが、

そう思っていると、

私が頭のなかで言っている。


そうやって相手にエネルギーを与えているのです。


どこまで親切なの?わたし。


エネルギーは健全に使いましょう。

自分のために、ね。


そのためには、ぶれない"私の軸"をもつ。


揺れても、振れても、

いつでも、しなやかに、

戻ってくる"軸"。


見失わないように。