ひとりごと
突然ですが、皆様は「ロジカルシンキング」と
どのようにお付き合いされているでしょうか。
これから自分が抱いている「ロジカルシンキングとは?」
という疑問について記したいと思います。
上司と話をしてるとき
「高橋君、論理が破綻しとるよ」といわれることがあったが、
どこのなにのことを云っているのか、意味が分からなかった。
自分にはロジカルシンキングは向いてないと思っていたが、
原因は「そもそもそれがどーいう道具かを分かってなかったからかも?」
と思う出来事がありました。
先日(どんな風の吹き回しか)、
とあるロジカルシンキングのサイトに記載されていた
「論理の破綻の例文」を見たときのことです。
------------------------------------------------------------------------------
A部長「弊社の売上げを上げるには、どうすればよいかBさん考えてきた?」
Bさん「C社は昨年新規商品数を例年の5倍にしたそうです。
そしたら売上げが3倍になったそうです。」
「なので、弊社も新規商品数を5倍にしたら、売上げ3倍になると思います。」
A部長「Bさん・・・・」。
------------------------------------------------------------------------------
俺はこれを読んで「破綻してる」て感じることがありませんでした。
A部長がどうしてBさんに呆れてしまったのか、即座にわかりませんでした。
3日後、「新規商品数を5倍⇒売上げ3倍」のバトンがつながらない(破綻している)
かもしれないから?ということに気が付きました。
・・・・・・・。
自分はどうして違和感が無かったかというと、
「他社のこーいう実績を上手にマネすれば、
確かにうちも売上げが伸びるかもしれん」
と納得してしまい、
「さてさて、じゃあどのような新規商品を考えるかがキモだな」
と考えるだろうと思ったからです。
自分がA部長だったらBさんに
「じゃ、具体的にどのようにすすめようか?」って
聞いたと思います。
そもそもなんでロジカルシンキングが必要なのか?
について考えてみました。
おそらくなんですが、どんな思考の人間にも、
ブレなく物事を伝えるために必要なんかな。
例えば、50年間餅屋でともに働いてるパートナー相手だったら、
ロジカルな説明などいらんと思うんです。
それとは逆に、さっき会った人や何を考えているのかわからん人、
またそんな人が多く集まるプレゼンとかには必要なのかなと思うようになりました。
世の中にはアンガールズ田中のように説明が上手な人がいます。
ただ、このような人はみんなロジカルに話をしてるんかな?
今まで考えたことがなかったなぁ。
ロジカルシンキングさんに対し、
もっと歩み寄ろうかなぁと思ってしまいました。
なんか研修でやっている「ロジカルシンキング」とか
一般的な書籍に書かれていることは、なんか違うような気がするのです。
実践的じゃないような気がする。
その辺について、これから考えてみたいと思います。