ふくら雀
2018.04.26 03:36
こんにちは。greenです。
今日の帯結びはふくら雀です。
ふくら雀とは冬の寒い時期に、スズメが羽毛を膨らませるように逆立てる事で、中に空気の層を作り体温の低下を防いでいる姿のことです。
冬にスズメが膨らむ姿は古くから知られており、ふくら雀は冬の季語としても用いられます。
また、「福来雀」という字があてられいて大変縁起が良いとされています。
結納などのおめでたい席で結ばれることも多いと思います。
私が成人式を迎えた頃は、飾り結びの便利アイテム『三重紐』が無かったので
このふくら雀姿の新成人も多かったと記憶しています。
文庫同様、左右対象が大切ですので着付け師の腕によって、仕上がりに差がでます。
お客様からのオーダーに慌てないよう
日々練習に励んでいます。