途絶えていたご計画

先日、リフォームコンパス東京表参道店にＴ様がご夫妻でお越しくださいました。

元々は「暮らしの診断シート」からお問合せをいただいておりましたので、

ご計画の概要は分かっておりましたが、確認も含めて改めてお話を伺います。

Ｔ様のご計画のお家は、あるハウスメーカーの鉄骨造の住宅で、

実は以前にあるリフォーム会社と打合せを進めていらっしゃったそうです。

ところがそのタイミングでご主人様の転勤があり、一旦頓挫されたものの、

現在はまた東京に戻っていらっしゃっており、そのままリフォームを進めるために

既に仮のお住まいにて暮らしていらっしゃるとのお話でした。

一般的にハウスメーカー系の住宅の場合には、認定工法と呼ばれる独自工法で国に承認を受け

その根拠を元に建築されていることが多く、実は他の会社にはその構造についての判断をしたり

変更をする提案ができない場合もしばしば見られます。

Ｔ様もその辺りのところについてはよくご存知で、前回のお打合せの際にも

当該メーカーにも見解を聞きながら進めていらっしゃったようで、

概ね問題のない計画がある程度固まっていらっしゃったご様子でした。

（残念ながらそのメーカーについては、担当者の提案力に大いに疑問があったようで

頼むつもりはない、とおっしゃられていました。）

そういったケースの場合、リフォーム会社側の判断によっても対応が大きく異なるため、

実際には相談をしてみなければ分からないところもあるのですが、

Ｔ様にはリフォーム業界の全体像のお話もさせていただきながら、

今回のご計画について、ぜひ提案を聞いてみていただきたい会社をご案内させていただきました。

Ｔ様はその日はそのまま納得されてお帰りになられましたが、

後日改めて紹介のご依頼をいただくことができました。

前回の経緯からも、なかなかスムーズに進んでこなかった今回のリフォームですが、

ぜひじっくりと各社から提案を聞いていただきながら、より良いお家にしていただけたらと思いました。

Ｔ様、ご来店ありがとうございました。

Kousuke Kitamura