会員コラム30
2023.02.02 05:40
皆様こんにちは!! 『おかずのり』と申します。
この度は「葉挿し」について書いてみようと思います。
葉挿しできるものとしては、ベンケイソウ類(エケベリアetc.)、センセベリア、クラッスラの一部等があります。(アエオニウムも可能です)
葉挿しを有利に展開する方法としていくつかを述べます。
1. 温度が低すぎると根や葉の出現度が下がり、温度が高すぎると葉が乾きすぎてダメになります。
適温:18℃〜25℃
2. 初期の光量としては半日陰(500ルクス程度)
根や芽が伸びてきたら、少しずつ明るくしていく。直射日光は避ける事。
3. 使用する葉はプリップリな感じがオススメ!!
水やりを十分にしたあとに葉を取る。
成功しやすい葉の選び方
1. 下段2番目より上の方に位置する葉を使用する。
若くて元気な葉が適しています。
2. 寒さにあたり、色の変化した葉(紅葉)は極端に成功率が落ちます。
さて!葉をきちんと並べます。
細い針金等で区分けしておくと判別しやすくなります。
葉の下に赤玉等を敷いておくと、根がもぐりこみやすくなりおススメ。
第一段階
何もせず7〜10日程度放置する。
第二段階
葉自体は水分を吸収できないのですが...乾き止めとして1日1回、10日間程度シリンジ(スプレーにて葉に水をかける)
第三段階
シリンジを1日2回に増やす。(植え込むまで継続する)
第四段階
根と芽が出た葉を用土に植えていく
この段階では光量は多ければ多い程有利な展開になる。
【例外】プクプク系(葉がプックリしたもの)はシリンジしないで放置したままの方がいいのかなと思います。(水飽和して溶けやすいので)
以上、あくまでも個人的な経験に基づいてお話しさせていただきました。