前向
おはようございます。
高槻市にある
民藝の器、暮らしの道具、食に関する古書の
セレクトショップ、発酵食品中心のカフェ、テマヒマ
プロデューサー、バイヤーの太田です。
はやいもので1月も終わり2月に入りました。
年が改まったら状況が突然好転するというこ
ともなく、昨日もお客様は少なく、平日は引
き続きのんびりゆったり営業です。
恒例により先月1月を数字で振り返ってみたい
と思います。2019年から5期での比較になり
ますが、うちコロナの何らか影響下にあるの
は2021年から3期となります。
■全体売上
2023年の売上は5年間で2番目の数字でした
が、1番だった昨年比90%となっています、
昨年から新春蔵出し市5daysを始めたので、
2019年~2021年と2022年・2023年とで大きく状況が違い、昨年と比較するのが適当かと
思います。
■営業日数
22日(2019年)→21日(2020年)→19日(2021
年)→20日(2022年)→20日(2023年)。
年末年始休みもあって、週休2日制に移行した
影響は少なく比較的変動はありません。営業
日数が同じですので、1日当たりも昨年比90%
です。
■物販部門(器等)
2023年は5年間で2番目の数字でしたが、1番
だった昨年比70%。売上の約半分を占める蔵
出し市期間についても昨年比75%と落ちてい
ます。
1/6には2018年10月の開店以来過去最低の記
録を出してしまいました。まだ0(ゼロ)にな
った日がないのは救いと言えば救いですが。
全体のシェアの変化は、25%(2019年)
→23%(2020年)→39%(2021年)
→62%(2022年)→48%(2023年)と変化して
います。
■物販部門(食料品)
通常は、お味噌の販売ぐらいで微々たる金額
ですが、2023年は、出張!まるざ発芽玄米研
究所ということで、まるざ発芽玄米研究所さ
んの商品を販売しましたので、全体の5%ほど
を占めるに至りました。特にコラボランチ、
玄米のお話会を開催した初日に集中しました
。
■飲食部門(イートイン)
2023年は過去ワースト1。過去最高だった
2019年比57%。蔵出し市期間があり飲食とし
ての営業日数は減っていますが、1日平均でみ
ても2019年比83%という数字です。全体のシ
ェアの変化は、72%(2019年)→68%(2020
年)→51%(2021年)→36%(2022年)→39%
(2023年)と変化しています。
週末は戻りつつありますが、平日の落ち込み
は深刻で、特に地元、近隣のお客様が少なく
なっていることが大きく影響しています。
■飲食部門(テイクアウト)
2021年には3%ほどありましたが、今年は0
でした。今は事前予約があれば対応するレベ
ルです。
■イベント部門
2023年は店内で講師をお願いしての、玄米の
お話会、金継ぎワークショップ、店外に出張
してのお味噌のお話会を行ったことで全体の
8%を占めるに至りました。
ちなみに2020年はあんこWSとお茶のお話
会、2021年は手前味噌作りWS、2022年は味
噌レシピ企画料を計上していました。
コロナ禍において、飲食の落ち込みを物販で
補うという図式が通用しなくなってきたのは
昨年後半からでしょうか。飲食、物販とも通
常営業では振るわない中、イベントを企画す
ることで活性化するという方向が活路になり
そうでしょうか?これはあくまで結果論で、
寧ろテマヒマとしてのメッセージ発信の必要
性から実施、強化していきたいからでしたが
。ただ、ゲスな言葉で言うと、種蒔きから刈り取りまで時間がかかるものなので、事前に
どれだけ企画を仕込めるか、が鍵になってき
ます。コロナ禍で目先のこと、足元を見るこ
とが続いていたので、少し目線を先に向けて
、前を向いていければ、と思います。一方、
蔵出し市の例のように、続けていくうちに新
味が無くなって弱くなっていきますので、企
画の焼き直しだけではダメですね。
しつこいですが、数字は目的や目標ではなく
、結果なので、自分達が何を発信したいのか
?お客様に喜んで頂けるにはどうすべきか?
何が出来るのか?を考えて色々企画してきた
いと思います。
最近、確定申告の準備を始めました。数字を
見ていると暗澹たる気持ちにもなりますが
事業を持続していくためにも、もう少し明る
い数字になって欲しいものです。
上向きにならずとも、まずは前を向いて。
何卒皆様宜しくお願いします!!
テマヒマは今日も11時オープンで皆様のお越
しをお待ちしております。ランチのご予約は3
組で残り8席となっています。
それでは、好いモノ、好いコト、好いトキを
テマヒマで。今日も好い一日を!