五感のケア⑤〜触覚〜
アーユルヴェーダでは、とても大切な五感について。最後は触覚についてです。
触覚は『皮膚』を通して感じます。
皮膚は私たちの体と外側を分けるものです。空間を隔てて、風の動きによって感じることができます。
そのため関係するドーシャは『ヴァータ』です。
ヴァータが乱れて皮膚に異常が出ると、とにかく乾燥します。
白く粉が吹いたような状態やひび割れ、アカギレなどを起こします。
その場合のケアは『アヴィヤンガ』です。
身体を温めて保湿する性質のあるセサミオイルを用意します。
スーパーで売っている太白ごま油です。
サロンではもちろん薬用オイルを使っていますが、ご自宅で毎日のケアとしてはこのプレーンなセサミオイルで十分です。
マッサージをするというよりは、とにかく全身にしっかりと刷り込むというのが分かりやすいと思います。
関節部分だけは丸く円を描くように。それ以外は真っ直ぐにただ往復します。
頭の先から足先まで漏れがないように全身行うのがポイントです。
(面倒な時は頭と耳と足の裏の3点マッサージでもOK)
そして塗った後は必ず温める事!
お風呂に入ったり、シャワーを浴びたり、ホットタオルで温めたり。ちょっと汗ばむぐら温める事で浸透が良くなります。
せっかくならそこまでセットで行いましょう。
自分でやるのが面倒だったり、物足りない時には是非サロンでたっぷりのオイルでのアヴィヤンガをお試しください。
皮膚が潤って、全身が落ち着いて安定感や強さが出てくるのが感じられるはずですよ。
今回で最後の五感のケアについて。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今の自分はどこにどのような不調が出ているのか?をまずは観察して、それに合わせて五感のケアも行ってみてください。
東京下北沢のアーユルヴェーダプライベートサロン Aditi
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