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さいたま自死遺族の集い*星のしずく

活きたい(鯛)

2023.02.03 11:00

6年前、娘の有ちゃんが他界して初期の頃は、悲嘆が酷くて苦しい『死にたい』=『今日生きるのも辛い⇒明日のことなど考えられない⇒虚しい』で、『生きてはいけない』という気持ちが強かったものです。


けれど、悲嘆が徐々に沈静化し、悲しみが深まりゆく最中には、『いつ死んでもいいんだけどね、家族や仲間に悲しみの波紋を更に広げるのだけは避けよう』と、自死しないように踏ん張って過ごしていました。


時々なにかの拍子で、主人に口に出して聞かせるほどに、常に踏みとどまって暮らしていました。



しかし。


昨年10月末に乳癌告知されてからは、違ってきているのを感じます。



今でこそ癌=“早々で死に至る病”ではなくなってきている面もありますが、それなりに厄介な病気であることは否めません。


そんな病気に罹患して、『誰にガン飛ばしてるんだよ?』と、腹立たしくも思った…つまり怒りが伴ったということは、そうか私は生きたいのか? 『死なないように踏ん張る』〜から〜いつの間にか『生きよう↑と踏ん張っていた』のだなと気づきました。


だって、

いつ死んでもいいんだけどね〜と言いつつ、乳房全摘手術までしました(~O~;)。


ん?

いつ死んでもいいと思ってるから出来ることなのか? ん?



傷の治癒を目標に食事もしっかりとり、睡眠にも気をつかい、適度な運動、痛いリハビリも毎日こなし🐧。。

もはや、『いつ死んでもいいんだけどね〜』という開き直った気持ちではなくなったいたのだと思いますが。



(自身の人生を)

生きたい!と思う。


(行きたいところへ)

行きたい!と思う。


(有ちゃんのいる彼方へも)

逝きたい!到達したい!と思う。



生きたい!行きたい!逝きたい!往きたい!


矛盾している事も含めて、全て積極的に『活きたい(鯛)!』状態。


謂わば煩悩…?

(;^ω^)欲張りというやつですか。



『いつ死んでもいいんだけどね~』と開き直れているから挑める治療なのか。

そうではないから挑み始めた治療なのか。

ちょっと自分でもよくわからないのですけどね。


だからといって、

癌に感謝☆ …なんて言えません、ならないほうが良いに決まってます。

けれどそれによって『活き鯛<゜)))彡』になっている皮肉的な今の状況。


我が子が他界したばかりの6年前〜数年間なら、こうは行かなかったと思います。



そして、


手術後1ヶ月半頑張りました。


お見舞いにいただいた、やりたいことメモに記した『Dr.コトー診療所』まで行けました。

感\(^o^)/謝


📷公式HPより


私の故郷、八戸の種差海岸にもよく似てらっしゃるこのロケ地は、スクリーンを眺めているだけでもジーンとしてきます。

 ↓

 ↓ 飛んで行きたくなりました。


創部の引き攣り感は残りますが、以前のペースでほぼほぼ歩けるようになり🚶素直に嬉しい今現在。



【映画『Dr.コトー診療所』レビュー】

Amebaブロ仲間のKahoさんが記事に上げていたのと同じく(笑)、やり過ぎですわ〜でも良いものは良いハイライトシーンに、観ているこちらも息切れと泣き笑い。(←※笑うシーンではない)

思ったのは、主題歌『銀の龍の背に乗って/中島みゆき』の、まるでプロモーションのための映画にも感じたこと。

それほどに主題歌が素晴らしく引き立っていました😂!


📷『銀の龍の背に乗って』

優里のギター弾き語りVer.もなかなかです👍


 🏥 🏥 🏥


そんなこんなで次回診察日まであともう少し。

(ホルモン療法薬のための)血液検査結果、全摘腫瘍のKi67スコア、オンコタイプDxスコアの、全てがやっと揃います。


活きたい私の選ぶ治療は、もちろん主治医が勧めた方針で?


この様子をお空に相談したところで、有ちゃんなら間違いなくこう言うでしょう。


マミーの好きにすれば〜」と。


………………

いや…化学療法は、おっかない副作用のイメージが先立ち、診断前から心臓バクバク中。

_| ̄|○…活きたいと豪語しつつ、新たな苦痛を前に踏みとどまりそうなヘタレ具合でした。

星のしずく*管理人




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