自律神経を整える内臓アプローチ
内臓が下に下がる「内臓下垂」ですが、「お腹ぽっこり」のスタイルになるだけではなく、他にも様々な症状を引き起こします。
いったいどんな症状が引き起こされるのでしょうか?
腸内にガスが溜まる・便秘になる
下がってしまった内臓に腸が圧迫されて、正常な排泄ができなくなってしまいます。
正常な排泄ができずに便秘になると、腸の中の内容物の腐敗などが進行して有害物質が生成されます。
それにより、下腹部の不快感を感じたり、膨満感を感じたり、腹痛、嘔吐なおの障害をきたす場合もあります。
免疫力の低下
内臓が圧迫されることによって代謝が弱り、疲労を感じやすくなります。 免疫力が起きてしまい、様々な病気のリスクが増えます。 内臓下垂は、実はお腹だけでなう、様々な症状に繋がる可能性があるのです
冷えの原因になる
女性に多い「冷え」は、腸の垂れによって背中の太い血管が圧迫され、血流が悪化することが原因の1つ。と考えられています。さらに、腸にたまった老廃物が血管に吸収され、血流とともに全身に運ばれると、むくみ、肌荒れ、抜け毛など、さまざまな不調となって現れます。
自律神経に支障をきたす
内臓下垂になると、内臓の働きが悪くなるので快適な睡眠や休息に支障をきたし、リラックス状態のときに活発化する副交感神経が機能しにくくなります。 すると交感神経は副交感神経の分まで活発化し、さらにリラックスできない悪循環が続きます。 交感神経は正常に作用していれば豊かな感情を与えてくれますが、過剰に作用しているとイライラ、不安、怒りなどの感情を引き起こしてしまいます。
ということで、たかが内臓が下がるだけと考えていると大変なことになりますよ〰
簡単なストレッチ等で改善する場合もありますので、RENEスパは、内臓の位置を整える運動指導などもさせていただいております。
・・・・が、内臓の位置を整えるのは、やはりプロの手によって調整してもらうのが一番効果があります。
内臓アプロ―チは、定期的に受けなければいけないというものではなく、内臓の調子が悪いなと感じた時や、イライラや怒り等の感情が強くなり自律神経が乱れているなと感じた時なおに受けていただければ非常に効果を感じていただける療法です。
次回は、内臓アプローチの自律神経を整える効果について、もう少し詳しくお話ししたいと思います。
内臓機能を整えることにより、表面に出た不調のサインである「痛み、こり、姿勢のゆがみ」等も徐々に改善されていきます。