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初回点検は点検メンテナンスの第一歩です。

2018.04.27 10:41

カワサキのバイクを購入いただいて、初めての点検が1ヶ月目点検となります。カワサキのバイクを安全に快適に乗り続けてもらうために点検は欠かせない僕たちのお仕事です。忙しいバイク乗りのお客さんが多い中、お手数なんですが、ぜひ1ヶ月目点検(通称・初回点検)は必ず受けてくださいませ~♪


こんにちは、三重のカワサキのバイク屋、代表の今西です。

今日もまた新車で購入していただいた、バイク乗りのお客さんの初回点検を実施しております。初回点検とは、カワサキの新車を購入したいただき、納車引渡し後に持ち主が徐々にバイクに乗っていただいて、距離がある程度増えた段階で再度チェックと点検を実施して大きなトラブルがないか確認をしております。

ぼくたちがどれだけチェックや検査を行っても、バイクがライダーと共にバイクライフを進み始めた時、やはり動作チェックというんですか・・・バイクが本格的に動き始めた時に現れる問題点ってあるんですよね。やっぱりドカドカと動き出さないとでてこない事案もあって・・・


例えば極論ですが、実際にあった例として

デジタルメータが急に動かなくなった(10年以上前かな)

ウインカーが付かなくなった(ギボシ端子をきっちりとハマっていなく走行により脱落)

部品の欠損となっていた(納車時に写真をとっているので確認したら、どうも欠損部品を自宅周辺で盗まれた模様)

まぁ70年近くバイク屋さんをやってるとイロイロあったわけです。


さすがにね・・・新車のバイクを走行チェックと言って500kmや1000km乗る訳にもいかないのでね(笑)そこでバイク乗りのお客さんが乗っていただいて、そこから点検をもう一度して問題点がないかをボク達が確認させていただいております。

メンテナンスノートの中に初回点検の項目があり、どれも重要なんですが、特にさらに特別にボクが重視しているのは、この3点。

その1、エンジンの音のチェック。異音と呼ばれるエンジン音ですが正直、バイク乗りのお客さんは判断が超難しいです。だって同じ機種のバイクたちを何台に渡ってエンジン音を聞くということはないので。ボクたちバイク屋さんは同型機種、同じモデルのエンジン音を聞いているし、今までの経験と知識でエンジン音で大丈夫~とこりゃマズイ・・・と判断できるわけです。

ブレーキのチェック。立ちごけして部品が曲がっても、カウルボルトが振動で飛んでこうが(かなり強引な話ですが・・・)ブレーキが故障しているとマズイです。止まれないから。ブレーキがきちんと性能を発揮してくれているかどうかというのはかなり重要な点検項目のひとつ。ブレーキを新車だと「あたり」と言って馴染んでくるものなので、このタイミングの点検も重要な一つです。

そしてチェーンの調整です。これが一番判断が難しいかも知れません。同じ機種、同じ走行距離を走っていてもチェーン調整のタイミングは人それぞれとなってきます。なぜなら、ぶっ飛ばす人、やさしく乗っている人、通勤に使っている人、週末のお休みにツーリングに使っている人などなど・・・人によって使用目的や使い方が千差万別に表れてくる消耗部品の一つだからです。


そこでウチのお店は・・・

引渡し日から何日で初回点検の距離を迎えたか?

使用目的や保管状況(ツーリングメイン?通勤?保管状況はどんな環境か?)

これから来店できそうなタイミングは?

次の点検までに来店するタイミングを逆算して調整をどうしていくか?

などなど、実はバイク乗りのお客さんとイロイロと話をしながら整備をしていく訳です。


お店によって、いろいろとやり方がある初回点検。ボクは初回点検がかなり実は、今後のバイク本体のいい状態を保つための重要なウエイトをしめていると思っております。


って、初回点検のことをブログに書いてみたけど、重要な点検って伝わったかな?



カワサキ正規取扱店 株式会社今西マシーンテクノ

〒511-0912 三重県桑名市星川889-1

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