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マヤ

ヒューマノイドロボット『RYUJI』mission5-②

2018.04.27 12:45


風呂から上がり浴衣を着て、中庭を望むテラスに行くと、朝食の準備が整っていた。





いったい何坪位あるんだろう?





純和風の庭園に白いテラス。





浴衣で食べるのは洋風の朝食。





資産家ほど細かいことは気にしないのかもしれない。





…あれから臣とRYUJIはどうしたろ?





RYUJIのやつ、フィルターのない煙草パカパカ吸いまくってるんじゃ?





臣の喉に悪い影響与えなければいいけど…





おれ…





あれだけ疎ましく思っていたアイツのこと…





あれからずっと…考えている。





いつも…





誰よりも長い時間を共有してきた相方。





当たり前のようにいつも隣にいて、





両親や兄弟…





恋人以上に近い存在…





視線や仕草だけで、なにを考えてるか、だいたい検討はつく。





そりゃそうだ。





歌を歌っている時…





絶妙のタイミングでアイツが入ってくる。





アイツもきっと同じこと思っている。





ツインボーカルとしてスタートした時から、それは感じていた。




文字通り、掛け替えのない存在…





臣のポジションは、代用がきかない…





なのに…




どこから歯車が噛み合わなくなったんだろ?




アイツが俺に色目を使うようになったから?





いや…違う…





恭介と付き合うようになって、





変わってしまったのは俺の方か?





アイツは俺の事を案じて…





目を覚まさせようと…していただけかもしれない。





でも…





もう、それも終わったようだ。





『諦めるよ』





始まってもいないのに…





突然…終わりを告げられた。






to be continued…