アートメモ〜深層にある瞑想を呼び起こす マークロスコ
2023.02.05 08:17
福岡市美術館で開催されるさまざまな展覧会に行ったことある人は結構いると思いますが、コレクション展に並ぶさまざまな巨匠の作品、ピカソ、バスキア、アンディ・ウォーホール、アニッシュカプーア、草間彌生などの中に、マーク・ロスコの作品があるのはご存知でしょうか?200円なら隙間時間に好きな作品だけ見に行くことも可能ですし、たった200円で会いにいけるなんて夢のようです。
マークロスコは抽象画の巨匠ですが、
ひどい言い方をすると、二色か三色がならんでるだけで知らないでみるともしかしたらわけが分からずスルーしてしまうかもしれません。
でもよくみると、その色合いに吸い込まれてしまい何かが呼び覚まされるような感覚を覚えてます。。単純に真似して色を並べても同じようにならないから巨匠なのかな、と。。作家との対話は哲学みたいですね
技法が素晴らしい作品や写真みたいなハイパーリアルな作品や、可愛らしい作品、優しい色合いな作品、一般的には関心が有られると思いますが、ロスコのは単純な仕掛けではありますが、もっと精神の奥にくるような感覚を覚え、他の作品もみてみたくなりロスコの作品だけに囲まれてみたい欲求に駆られます。
タイトル 無題
世界で、ロスコの作品のみで構築された展示空間は、DIC川村記念美術館のロスコ・ルームのほか、ロンドンのテート・モダン、ワシントンDCのフィリップス・コレクション、ヒューストンのロスコ・チャペルの合計4カ所しか世界に存在しないらしく、いつかどれかにいってみたい。
マーク・ロスコ(1903年9月25日-1970年2月25日)はロシア・ユダヤ系のアメリカの画家。一般的には抽象表現主義運動の作家とみなされているが、ロスコ自身はいかなる芸術運動にもカテゴライズされることを拒否している。ジャクソン・ポロックやウィレム・デ・クーニングとともに戦後アメリカの美術家で最も有名な1人としてみなされている。
(出典 :Artpedia.asia)