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1.29 豊中 TOP☆RUN 試合結果

2023.02.05 12:32

 1月29日(日)豊中市・176BOXにおいてアマチュア選手のみの大会『TOP☆RUN』が開催された。

(文/写真・布施鋼治)


メインイベント 山田貴紀 vs 細濱辰


  TOP☆RUNの大トリは山田貴紀(山口道場)と細濱辰(K-STYLE)によるTOP☆RUN関西ジュニア-55㎏級王座決定戦。山田は左ミドルからのワンツーを軸に攻め立てれば、細濱は息のいい左ボディフックで対抗する。一進一退の攻防の中、山田は相手を崩してのヒザ蹴りに攻略の糸口をつかみ、3-0の判定で第21代同級王者に就いた。


▼メインイベント

 TOP☆RUN関西ジュニア-55kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R

 ○山田貴紀(山口道場)

 ×細濱辰(K-STYLE)

判定3-0(30-29、29-28、30-28)

※山田が55kg第21代王者に


セミファイナル 佐々木仁紀 vs 青松大悟


 佐々木仁紀(BFA-SEED)vs青松大悟(TEAM LIGHT)は1Rを青松、2Rを佐々木が攻勢に出る展開に。続く3R、青松はフックで試合の流れを掴み、2-0のマジョリティ・デシジョンで第23代王者となった。


▼セミファイナル

 TOP☆RUN関西ジュニア-50Kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R

 ×佐々木仁紀(BFA-SEED)

 ○青松大悟(TEAM LIGHT)

判定0-2(28-30、29-29、28-29)

※青松が50kg第23代王者に


第14試合 林遼馬 vs 山下洸貴


 林遼馬(真門teamsol)と山下洸貴(大阪キック T.B.NATION)によるTOP☆RUN関西ジュニア-45kg王座決定戦は背が高く体格的に有利だった山下に凱歌があがった。序盤から山下は前蹴りやワンツーで攻撃の糸口を掴み、右ハイで林を大きく崩す。林はワンツーで応戦しようとするが、山下は右ミドルで確実にポイントを奪いにいく。終わってみれば、3-0で山下が第21代王者に就いた。


▼第14試合 TOP☆RUN関西ジュニア-45kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R

 ×林遼馬(真門teamsol)

 ○山下洸貴(大阪キック T.B.NATION)

判定0-3(28-30、27-30、28-30)

※山下が45kg第21代王者に


第13試合 根本日向 vs 鶴山凌汰


 TOP☆RUN関西ジュニア-40Kg王座決定戦は根本日向(TEAM LIGHT)が2-0で鶴山凌汰(ROYAL KINGS)を撃破して第22代王者に就いた。勝因はカウンターだった。鶴山の攻撃を見透かすかのように左のクロスなどでダメージをじわじわと与えていく。3Rになっても、その流れは変わらず鶴山のアタックに右フックを合わせ、組むと回してのヒザでジャッジに好印象を与えた。TOP☆RUNのレベルの高さを如実に表す一戦だった。


▼第13試合 TOP☆RUN関西ジュニア-40Kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R

 ○根本日向(TEAM LIGHT)

 ×鶴山凌汰(ROYAL KINGS)

判定2-0(30-28、29-29、30-28)

※根本が40kg第22代王者に


第12試合 大西悠翔 vs 富山温陽


 TOP☆RUN関西ジュニア-35Kg王座決定戦は大西悠翔(月心会チーム侍)vs富山温陽(月心会チーム侍)という月心会チーム侍同士の一騎討ちとなった。大西が右ハイを放てば、大西は回して倒すなど一進一退の攻防が続く。続く2Rはワンツーや右ミドルで富山が攻勢に出たかと見えたが、3Rになると大西はワンツーで富山のバランスを崩す展開に。終わってみれば、2-1という際どい判定で大西に凱歌があがり第23代王者に就いた。


▼第12試合 TOP☆RUN関西ジュニア-35Kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R

 ○大西悠翔(月心会チーム侍)

 ×富山温陽(月心会チーム侍)

判定2-1(30-29、29-30、29-28)

※大西が35kg第23代王者に


第11試合 三宅湊士 vs 道端隆仁


  TOP☆RUN関西ジュニア-30Kg王座決定戦は三宅湊士(Determination)と道端隆仁(小野道場)の一騎討ちに。ほぼイーブンという流れの中で迎えた第2R、三宅は道端の空振りを誘ったうえで攻撃を繰り出す。ストレートが有効だ。3Rになると道端が入ってきたところにカウンターの左フックを決め、2-0の判定で第23代王者に就いた。


▼第11試合 TOP☆RUN関西ジュニア-30Kg王座決定戦 1分30秒3R 延長1R

 ○三宅湊士(Determination)

 ×道端隆仁(小野道場)

判定2-0(30-29、29-29、29-28)

※三宅が30kg第23代王者に


第10試合 近藤琉聖 vs 今井丈一郎


 Jr.25kg以下日本統一戦関西代表者決定戦 は今井丈一郎(BLACK☆Jr TATSUTO GYM)と近藤琉聖(立志会館)の一騎討ちで争われた。1R、近藤は徐々にピッチを上げていくが、2Rになると、今井はきれいに右ストレートを決め近藤をグラつかせる。3Rになっても、今井はワンツーからの前蹴り、さらには回してからのヒザ蹴りで近藤を攻略。自分から距離を作る抜群の試合運びでJr.25kg以下日本統一戦関西代表者に決定した。この日タイトルマッチの勝者は来る2月12日に中四国の勝者とNJKF西日本大会で統一戦を行う。


▼第10試合 Jr.25kg以下日本統一戦関西代表者決定戦 1分30秒3R 延長1R

 ×近藤琉聖(立志会館)

 ○今井丈一郎(BLACK☆Jr TATSUTO GYM)

判定0-3(28-30、29-30、28-30)

※今井がJr.25kg以下日本統一戦関西代表者に決定


▼第9試合 -50kg契約 1分30秒2R

 ○小林龍弥(祥空館)

 ×杉生虎雅(NJKF心将塾)

判定3-0(20-17、20-17、20-17)


▼第8試合 -50kg契約 1分30秒2R

 ×氏田竜希(Remake)

 ○小野力光(小野道場)

判定0-3(18-20、19-20、18-20)


第7試合 河埜留奈 vs 上野沙希


 徳島で生まれ育った河埜留奈(TEPPEN GYM)は学生時代にTEAM TEPPENに入門を直訴。同ジムの那須川弘幸代表から「高校を卒業してから来なさい」と諭されると、本当に高校卒業後に入門してきたという、やる気満々のプロ志望者だ。

 この日は地元関西の上野沙希(NJKF心将塾)との一戦となったが、持ち前のパワーを行かしたプッシュしてからの攻撃で試合のペースを掴む。そして1R終盤には右ストレートでダウンを奪う。2Rになっても河埜の勢いは止まらず、ワンツーやローを次々と繰り出し勝負を決めた。

 まだ粗削りな部分もあるが、体幹もしっかりしているだけに今後に期待したい。年内にプロデビューできるか?


▼第7試合 -56kg契約 1分30秒2R

 ○河埜留奈(TEPPEN GYM)

 ×上野沙希(NJKF心将塾)

判定3-0(20-18、20-17、20-18)


▼第6試合 -40kg契約 1分30秒2R

 ○山田十魂(山口道場)

 ×梶谷斗真(NJKFteamBonds)

判定3-0(20-19、20-19、20-19)


▼第5試合 -35kg契約 1分30秒2R

 △高木修(楠誠会館)

 △石井幸汰郎(W-BEAST GYM)

判定1-1(20-19、19-19、19-20)


▼第4試合 -54kg契約 1分30秒2R

 ◎結城美凪(TeamFreeStyle)

 ×柴田明奈(NJKF Vigor Kickboxing Gym)

TKO 1R52秒 レフェリーストップ


▼第3試合 -57.5kg契約 1分30秒2R

 ×藤野将臣(藤野塾)

 ◎光武ゆいら(NJKF健心塾)

TKO 1R44秒 レフェリーストップ


▼第2試合 -35kg契約 1分30秒2R

 ×宮崎龍也(一心会)

 ○片岡來聖(TEAM LIGHT)

判定0-3(19-20、19-20、19-20)


▼第1試合 -34kg契約 1分30秒2R

 ◎柚山望大(魁塾 中川道場)

 ×永野凱理(02GYM)

TKO 1R39秒 レフェリーストップ


◎TOP☆RUN

2023年1月29日(日)
豊中市・176BOX
OPEN 10:45 / START 11:00

◎DEEP☆KICK ZERO 05

同日開催
OPEN 15:00 / START 15:15


〈会場アクセス〉

〒561-0831

大阪府豊中市庄内東町5丁目7-25

電話:06-7898-0888


〈チケット〉

VIP席 ¥15,000 

S席 -完売- 

A席 -完売-

スタンディング ¥5,000

※当日券は¥1,000UP


〈チケット販売〉

DEEP☆KICK実行委員会(TEL 06-6754-8588)

または出場選手および所属ジム


〈問い合わせ〉

DEEP☆KICK実行委員会(TEL 06-6754-8588)

https://www.deep-kick.com