どこまでも、いつまでも真っ直ぐに。(2023.2.4)
写真は北海道にある、天に届くような真っ直ぐな道。
松山千春氏の歌が大好きで、中学時代から今まで聴いてきたのは、やはり、自分に一番影響を与えた人なのだと思います。
思春期の私には、いつも、物事をはっきり言い、態度も変えない千春さんは、強くて、憧れの人。そして、あの歌唱力には、大いなる愛と夢と、説得力がありました。
誰もに、こんな出会いがあるのではないでしょうか。
こうした話は、あまり、聴いいたこともないので、きっと、大人としては気恥ずかしい話なのかもしれませんね。
また、あまりに私が感化されやすい人間なのかもしれない。
現在まで、たくさんの方から
「篠原さんは真っ直ぐすぎる」とのご指摘をいただきました。
そのままでいてほしい。いや、嫌われるから柔軟になったほうが良い。
様々なご意見やご助言をいただきました。
確かに、今までの人生では敵も多く、足を引っ張られることも多く、
この性格ゆえに、悩んだことは多々あったのです。
しかしね、同じように正直に生きて、同じように悩んでいる人もたくさんいるだろうし、日本人として、真っ直ぐな精神性は、もっと再認識されるべきだと思ってきたのです。
その真っ直ぐな人たちが、命がけで、時代を変えていったのです。
要領よくやっても、時代は変わらなかったのです。
多くの命、特に若い方々の命が失われる理不尽な時代。
本当に酷い時代に対して、私たちが示さねばいけないものは何か?
こんなことを、私は、ずっと本気で考えてきました。
つまらないことで、人の揚げ足をとり、影で足をひっぱる大人が主流の世の中に、若い方々は、夢や希望が見出せないのですよ。
金があれば幸せか?名声があれば幸せか?
そんなことを日本人は重視してこなかったはず。
でも、みんな、それを目指してるし、金持ちや名声ある人に媚びへっらったりする。
それは、義理を果たすことではないし、道徳を重んじることでもない。
日本人の正義とは、助け合いです。
そんな当たり前なことを、私たちは忘れてしまったのだと思います。