「宇田川源流」 批判するだけしかできない立憲民主党の「パフォーマンスPT」
「宇田川源流」 批判するだけしかできない立憲民主党の「パフォーマンスPT」
立憲民主党という政党は、本当に国民の心が全くわからないし、政治ということをわかっていない政党であると考える。まあ、この人々の「身勝手」には本当に呆れるしかない。このブログにおいては、立憲民主党というか、旧民主党政権の関係に関して批判することが多い。しかし、昔の私のブログを見てくれればわかると思うが、「必ずしも自民党が素晴らしいとは考えていない」ということになっている。以前も「まともならば、一度野党に政権を取らせてみてもよいのではないか」という趣旨の内容を書いているが、実際に、何も自民党にこだわる必要はないと考えているのは、今も同じである。つまり「自民党が良い」のではなく「立憲民主党がダメ」なのである。
まず、自民党の政策に対して「政策論争」をしたことがあるであろうか。代わりに政策を定時たことがあるだろうか。法案位ならばあるかもしれないが、独自になんらかの内容を書いたことなどは全くない。そのことはしっかりと見るべきであろう。そのうえで、「立憲民主党という政党が、その存在感を持つときは、基本的には与党のスキャンダルをマスコミが叩いているとき」でしかない。つまり、マスコミ頼みで、スキャンダルを出して、そのスキャンダルの批判の波に乗って目立っているだけで、独自に野党である自分たちが、しっかりとした政策があって、支持されたわけではないということになるのである。
あえて言おう。本当に素晴らしい、政権担当能力があるならば、何も与党のスキャンダルなどに頼らずに、しっかりとした政策を出して、その政策に支持を集めればよいのである。その政策を説明する時間が必要なので、予算委員会などで、スキャンダルを言っている議員は必要がないはずではないか。実際に、首相の息子が首相秘書官になっていても何か問題になるわけではないし、また、少子化などは政府そのものの問題ではなく、社会善他の問題であるのだから、当然に「野党」または「10年前の政権与党」である人々にも責任があるのではないか。そもそも「現在の少子化を批判するのであれば、10年前の民主党政権の時に、どのような少子化政策を行い、そして自民党の現在の政策よりも優れていたのか、そしてどんな効果をもたらしたのか」をしっかりと発表すればよいのである。
そのことができずに、発言をしていても、格好悪いだけではないか。
立民 失われた10年PT設置へ
立憲民主党の安住淳国対委員長は1日、第2次安倍政権以降の政策を検証する「失われた10年政策検証プロジェクトチーム」(PT)を設置すると発表した。所得制限のない「子ども手当」や農業者戸別所得補償制度など、旧民主党政権が掲げた政策がそのまま実現、継続していた場合の効果を検証する。
安住氏は記者団に「旧来の日本社会の伝統的なものを守るとして、結局、世界標準の制度をつくれなかった自民党が(現在の)少子化をつくった」と批判した。
【時事通信社】
2023年02月01日 12時36分時事通信
https://news.nifty.com/article/domestic/government/12145-2141693/
立民の民主政権検証PTに疑問
立憲民主党は1日、民主党政権が進めたものの2012年に自民党政権になってストップした政策を洗い出す「失われた10年政策検証プロジェクトチーム」を設置すると発表した。
児童手当を巡り、自民からかつての民主党が主張した所得制限撤廃を求める声が出ていることを受け、民主党政権が掲げた政策の再評価を目指す。農家の戸別所得補償や選択的夫婦別姓なども取り上げる。安住淳・元財務相は同日の党会合で「反転攻勢の時だ。私たちのやったことは決して間違っていなかった」と述べた。
ただ、民主党政権は財源確保の見通しの甘さから、実際には所得制限撤廃を早々に断念するなど迷走した。「脱官僚」を進めた結果、官僚の離反を招くなど政権担当能力不足を露呈し、「悪夢の民主党政権」と揶揄(やゆ)された。
自民からは「自分たちを正当化する検証なら意味がない」(山田宏参院議員)との声が出ている。日本維新の会幹部も「揚げ足取りのパフォーマンスだ」と冷ややかに語った。
2023年02月02日 07時28分読売新聞
https://news.nifty.com/article/domestic/government/12213-2143382/
このように考えているのは私だけではない。安住淳・元財務相は同日の党会合で「反転攻勢の時だ。私たちのやったことは決して間違っていなかった」と述べた。<上記より抜粋>とあるが、実際に、何が「間違っていなかったのか」は全くわからない。昔のようにチャンネル桜のような言いたい放題の番組に出ていれば、「存在自体が間違えている」と言いそうな感じではないか。
まずそもそも「失われた10年」等よりも「悪夢の3年半」を振り返り検証するチームが必要であり、そのことの総括が全く終わっていない。「他人を批判する前に、自己批判をし、反省する能力」が存在しないのが日本の野党であるが、まさに、国民が何を考えているのか、何故民主党はだめであると思われたのか全く理解していないということになるのではないか。そのように考えた場合、「国民の意見も聞かずに、このような上滑りの事をし、そして他人の批判しかできない」人々を支持する人がいるのかということが問題なのであるが、その問題点が見えていないということに他ならないのではないか。
もっと言えば「日本人」「日本の有権者」をわかっていないということに他ならない。日本の政治は、「まともな野党がいない」ということが大きな問題であるということに尽きるのであるが、この人々には期待できないということが明らかなのではないか。本当にがっかりする事しかしない。
何度も言うが「自民党が素晴らしいのではなく、立憲民主党がだめなのである」そのことがいまだに気づいていない、単純に反発批判することでしか自分の存在感を示すことができないということ自体が大きな問題ではないのか。そのことに理解がないということが問題なのである。
安住氏は記者団に「旧来の日本社会の伝統的なものを守るとして、結局、世界標準の制度をつくれなかった自民党が(現在の)少子化をつくった」と批判した。<上記より抜粋>
では自分たちが政権の時に何をしたのであろうか。また自民党が与党になった時に、反対してそのことをつぶしていたのではないか。そもそも「なぜ世界標準の精度」を作る必要があるのか。世界で少子化に悩んでいるのは日本だけではなく「世界標準」であっても少子化に悩んでいる国は山ほどあるのだが、そのことはどのように理解しているのであろうか。その辺も全くわかっていないパフォーマンス集団でしかない人々を支持する人が減少することの方が理解できるのではないか。