僕が理容師になった訳
よくお客様に聞かれるのが
『なぜ理容師になったんですか?』
です。
よく聞かれるのでここでお応えしましょう。
時は2000年
当時小学6年生の僕はドラマ『ビューティフルライフ』の木村拓哉扮するカリスマ美容師に憧れを抱きました。
お洒落に磨きをかけるためにファッション誌やカルチャー誌を読み漁り、誰よりも熱い思いを持ち、高校卒業を心待ちにし、2007年待望の理美容の世界に足を踏み入れた。
とか言ってみたかったんですが
全くその逆で
お洒落にも無縁だし、なんなら小学校〜高校まで剣道をしていたのでずっと坊主でした。笑
中学3年の部活引退後初めて髪を伸ばしてみたのですが散髪屋に行くわけでもなくただただ伸ばしただけの髪を見て「俺イケてる」って勘違いして卒業式に臨み、ケーブルテレビで放送された自分の気持ち悪さに膝から崩れ落ちたのは良い思い出(黒歴史)
その後高校では剣道辞めると覚悟してたのに何故か気づいたら入部し即坊主。
そんな僕が何故理容師の道へ?
それはほんの些細な事でした。
上記の通りずっと剣道をしていて坊主だったので散髪もほとんど家で切ってました。
中学生からは自分で刈ってました。
だからバリカンには当時からご縁がありましたね。
んで高校生の時に大会がない時期だと多少髪伸ばしてても良いので伸びかけマリモ坊主をアレンジして中田英寿風ソフトモヒカンにしてました。
コレ↓
我ながらよくこんなん切れてたなと思いますね。
まぁそんなこんなでセルフカットを度々やっていた訳ですが
ある時そんな姿を見ていた祖母がふと
『あんた上手に髪切るけん散髪屋にでもなーだわね』
と言ってきました。
もの凄く心に刺さった訳ではないですが
何かその後ずっと引っかかっていました。
祖母曰く
『一日3人くらいやれば食っていけるらしいよ』
と言われて
マジか!チョロいやんとかちょっと思いましたが今思うと余程高単価でない限り無理ですが。笑
まぁそんな甘い考えでとりあえず理容師目指す事に決めました。
そこから順風満帆に今に至っていれたら良いのですが結構紆余曲折。
そこについてはまたの機会に(またはあるのか?)