集客できるようになるには更新した方が良いですか?
「集客できるようになるには更新した方が良いですか?」昨日お問い合わせをいただお客様からこんな質問を受けました。
そりゃ~もちろん「やられた方が良いと思います。」とお答えしましたが、
今日は、そこでご説明した内容を書きたいと思います。
まず、多くのユーザーは知らない会社からいきなり商品やサービスを買うことはありません。
①会社案内ページを見て会社の存在をよく知った上で、②同業他社のサービスと比較をし、③更に2回3回と何度もアクセスした結果、④問い合わせをします。だいたいこの4ステップを踏む傾向があります。
更新は、色々なキーワード検索結果で見かける機会を増やし初訪者を集めることにつながります。
また、2度3度と再訪したユーザーが会社に対して良いイメージを感じてもらうためにやること。
今の時代"放置"はデメリットしかありません。
エンドユーザーの立場に立って、マメな更新をおススメします。
【このブログを書いた人】
株式会社アクセスアップ/富井清和
1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。 主にSEO対策を目的としたコンテンツ作りとページ構成を得意とする。
日頃の業務のかたわらで、船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務めホームページの集客方法について語っている。
"カー・〇ンサー"(中古車販売サイト)が証明している
「プリウス 中古車」や「ジムニー 中古車」を検索すると、"カー・〇ンサー"や"グー〇ット"と言った大手中古車販売サイトが常に上位に位置しています。
これは、これらの販売サイトに登録している中古車店が、在庫を日々アップしているから。
つまり、不特定多数の運営者が大量に更新していて、合計数百万ページというマンモスサイトを築き上げているためです。
このようなポータルサイトの類は他の業種にも多く、美容室や飲食店、税理士事務所など多岐に渡って存在しています。
この現象からわかることは、ページ数がマンモス級に多くなるとSEO対策の効果は抜群にあることを証明しています。
ですから中小企業の場合でも、検索ボリュームの大きいビッグキーワードで上位を目指すのは難しいですが、検索ボリュームの小さいロングテールキーワード(2語以上のキーワード)での上位表示を狙いマンモス級のホームページにすると集客効果はあるのです。
人が集まる場所からの流入経路をいくつも作る
ホームページが完成したばかりの時は、人のいない山奥にポツンと寂しく立っている状態。
そもそも、駅前の人通りが多い場所に店(≒ ホームページ)を作ることはできないので、独自に集客対策はしないといけません。
そのために「人が集まる場所(≒ キーワード検索結果)」からの流入経路をいくつも作っていかなければいけないのです。
これがあらゆるキーワードを設定した記事を書き続けるということになるわけで、「新たに引く道の名称 (≒ 更新用のカテゴリー名)」として事例やお客様の声、よくある質問がよく使われるのはそのためです。
人が最初に記憶するのは興味を引く特徴
ただ更新をするだけではなく、タイトル名には「興味を引く特徴」を加えるようにしましょう。
人が興味を引くのは社名や店名ではなく費用やサービスの特徴。会社名は知らなくても検索結果で興味を引くタイトル名があればクリックしてもらいやすくなります。
例えば染み抜きクリーニング店の場合、「カレーの染み抜き ワイシャツ1枚〇〇〇円」とパターンを作り、"インク"や"毛染め液"など染みの原因になった単語別に表記を変えるといくつも作ることができます。
トップページやサービス案内ページでは、それぞれ1つのキーワードしか使うことができませんが、事例ページを作ると日々新しい記事が更新されキーワードのバリエーションが無限に増えます。
キーワード検索で表示されるまでは地道な更新を
更新した記事が、キーワード検索で表示されるまで数ヶ月~数年を要することがありますが、途中で投げ出さず地道な更新を続けましょう。
道路の建設工事が今日明日にはできないのと同じ。
集客で大切なのは短い期間で効果を上げることは難しいんだということを理解しましょう。
どのジャンルでも競合する会社が増えた今では、数ヶ月経っても順位が上がって来ないのはよくあること。 10位→5位→1位と順位を上げるには、長~い目で考えなければならなくなったのです。
数十ページ程度のページ数では、残念ながら検索エンジンの評価はそれほど上がりません。
ですから、初めは100ページを目安に更新するなど驚く程"ページを増やす"ことを考えましょう。
まとめ
如何でしたか?
今日は、「集客できるようになるには更新した方が良いですか?」の質問にお答えするカタチでお送りしてきました。
「SEO対策やリスティング広告からの集客は、これからますます困難になる!」ということは、何年も前から言われていたこと。
新規参入組が先輩企業のランキング位置を奪うには相当の努力が必要です。
何しろ、検索上位に位置する美味しさを実感していると先輩企業は、日々抜かされまいと努力をしているのですから仕方がありません。
それだけ集客は難しい問題なのです。