花粉症にご注意を
花粉の飛散状況を調べるには、環境省のはなこさんを使っていましたが、ポールンロボに変更されていることに気付きました。
12月頃から花粉症治療を始めた方もいらっしゃいますが、毎年、花粉症がある方は特に耳鼻科受診やアレルギー剤を開始しましょう。
花粉症は朝と晩、問題が起こり、メンタルの症状とそっくりです。
朝の起きがけに、鼻水や発作的なくしゃみなどの鼻炎症状が現れることをモーニングアタックと呼びます。
それには、ミスが増えるなど不注意、やる気の起きない意欲低下、目覚めの悪い熟眠障害なども含まれ、うつの症状に似ています。
対策には、アレルギー剤を寝る前に飲んでおくことができます。
夜の症状もありますが、鼻詰まりによる熟眠障害、それによるパフォーマンス低下があります。
対策には、衣類についた花粉を玄関先で落とす、手洗い・うがい・顔洗い、寝具のこまめな洗濯、掃除、空気洗浄機利用があります。
コロナ禍では換気したいですが、換気をすれば花粉が舞い込みます。布団や洗濯物は乾燥機を利用したり、換気は10cm窓を開けレースのカーテンを使用(環境省推奨)したりできます。
毎年、メンタルクリニックの繁忙期は決まっています。春と秋、ついで梅雨だと捉えています。
遂に花粉シーズンが到来し、ゴールデンウィーク頃までは続くはずです。
眠れないのはメンタルクリニック受診でよいのですが、花粉症も併せて治療してくださらないと熟眠障害が治らず苦慮します。
内科や当院でアレルギー剤を出して、という方もおられますが、他の病が隠れていることもあるため、必ず耳鼻科受診して下さい。
参考URL)
花粉症環境保健マニュアル2019年 環境省
日本医科大学大学院医学研究科 頭頸部・感覚器科学分野教授 大久保公裕先生監修のアレジオンのホームページ