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大学院に進もうと思ったわけ

2023.02.07 16:00

私は2017年4月から2020年9月まで仕事を

しながら名古屋学院大学大学院 外国語学

研究科英語学専攻 博士(前期)課程に在籍

していました。なぜ大学院で勉強しようと

思ったのか?


それはズバリ、「怖かったから」です。


NPO在職中(2012年4月~2016年1月)に

自分が主催したイベントがきっかけで、

新たな目標が見つかった私。それを実現

するには英語講師になるのが一番であると

感じ、近い将来英語講師として起業する

ためにもまずはこども英語教室に転職を

しました。2016年2月のことです。

ちょうど35歳でした。


インターナショナルプリスクールを主宰して

いるこども英語教室に転職したのですが、

朝から14時までは2歳から6歳までの子たちが

通うプリスクール、それ以降は幼稚園から

上は高校生までが通う英語教室でした。

プリスクールの時間に出勤があるときは

英語圏出身の先生の補助、子どもたちの

見守り(トイレやお昼ご飯のサポート、休み

時間の見守りなど)、14時以降は小学生から

高校生の子たちに対しての各種試験対策、

英語ネイティブの先生の授業後のフォロー的

授業、プリスクール卒業生の文法クラス、

人数は少なかったけど中高生のクラスを

担当させてもらっていた私。


英語を中学生のときから勉強してきて、

アメリカの大学も卒業しました。でも

英語ができることと、いい先生か+英語が

うまく教えられるかは全く別物。スポーツ

や音楽などでも同じことが言えますよね。

これまでに英語を教えるための勉強も

したことはありませんでした。以前転職

活動が長引いていたときに塾で英語を 

教えるアルバイトをしたことがあって、

その時に教えることの楽しさと、実はこの

仕事が自分に合ってる(少人数に限る)って

いうことには気づいていたけど。そして

長年の英語学習経験やアメリカへの留学

経験があるからこそ伝えられること、

伝えたいことが私にはいっぱいあるとも

思っていたけど。


英語教育業界初心者。でもこども英語教室に

いるだけで自分の英語教育へのバックグラ

ウンドは関係なく「先生」。表面状の立場

だけでそう呼ばれてしまうことに対して、

危険だな、怖いなと感じました。はりぼて

というか、中身がまだまだ伴ってないって

いうか。私「先生」なんて呼んでもらえる

ような、そんな偉い人間じゃないですみた

いな。「先生」と呼ばれることへの違和感。

今も先生と呼ばれることには全然慣れていま

せん。


ただ、そこばっかり焦点がいってると

それはそれで生徒さんや生徒さんの親御さん

に対してとても失礼なこと。そんな自分

グラグラな人に教えてもらいたくないよ

な~って。だから「先生」という言葉で

自分が感じた危険性を逆に良い風に転換

していこうとしていました。


そこから段々と、経験だけじゃなくて英語を

体系的に学び、知識をきちんと身に着けた上

で英語を教えたいと思うようになっていきま

した。自分にとってのメインターゲットと

なる想定年齢層は小学生以上。だから小学校

で英語を教えるための資格をとるか、児童英

語に関する何かを勉強するか、それとも年齢

など関係なく大学院で学ぶか。費用のことも

あるし仕事を続けながらであれば通信制かな

ぁと。色々リサーチを重ねていく中で友だち

の助言もあり、最終的に大学院を選択しました。


自分は英語の中で一番書くことから多大な

影響を受けていたので、自分で起業したとき

も書くことに重きをおいたことがやりたかっ

た。でも日本では書くことの重要性に目が向

けられていない。だからそれを大学院の修士

論文のテーマにして、本当に書くことは重要

ではないのか、自分の独りよがりな考えで

しかないのかを知りたかった。


そういうことを感じてた自分としては、

結果的に論文を書かないといけない大学院を

選択してよかったです。要領の悪い私は仕事

と勉強の両立が本当に大変で鬱になりかけ

たり、3年半かけての卒業にはなりましたが。

勉強で鬱なんてってそれまでは思ってた

けど、心的ダメージはすごかったです。でも

そういう経験も全部ひっくるめて大学院で正

解でした。

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院でのことや修士論文のことなどはまた

違うブログで詳しく書ければ!