おかえり、ハガレン!史上最大の原画展「鋼の錬金術師展」
「鋼の錬金術師」略して「ハガレン」
月刊『少年ガンガン』で2001年から2010年まで連載され、テレビアニメ化、映画化もされました。
※ 取材で伺い、会場内は特別の許可を得て撮影しています。転記転載は堅くお断りします。
連載終了から7年、史上最大の原画展
「鋼の錬金術師」が、
神戸ゆかりの美術館で開かれています。
「鋼の錬金術師」とは
エドワードとアルフォンスの兄弟は、病死した母親を錬金術でよみがえらせる「人体錬成」を試みるも失敗、エドは左足を、アルは体全て失う。エドは右腕と引き換えにアルの魂を「甲冑」に定着させることには成功する。
アルの体を取り戻すため絶大な力を持つという賢者の石を求めて、2人の旅が始まる。
というのがおおまかなストーリーです。
会場内には、作者の荒川弘先生が描く生原稿とアニメの資料が、ストーリーを追う形で展示されています。
ところどころ荒川先生の思いがこもったキャプションが展示されています。
作品を描くときに参考にした武器なども展示されています。
クライマックスは「真理の扉」
弟の体を奪った真理と対峙し、自分の錬金術と引き換えに弟を取り戻すシーンが、原作の漫画を映像化することで再現されています。
心が・・・ゾワゾワっとします。本当に感動的なシーンです。
音声ガイド
エド(朴瑠美)とアル(釘宮理恵)が担当しています。
相変わらずのコミカルな二人のやり取りに感動です。
旅を振り返り語り合う二人のことばに耳を傾けていると、思い出を共有しているような、すぐそばに二人がいて一緒に会場を巡っているような不思議な感覚を覚えました。
音声ガイドは必聴です!
会場最後には、「撮影スポット」が用意されています。真ん中に鎮座する黄金の牛さん。ハガレンファンならぴ~んとくるはず!
「ハガレン」の感動再び!
リーフレットにもありますが「ハガレン、おかえり。」と声をかけたくなる展覧会です。
『鋼の錬金術師展』
神戸ゆかりの美術館で、7月8日(日)まで開かれています。