甘酒の効果
甘酒をはじめて口にしたのは30年以上前のこと。でもその時の印象があまり良くなかったので以降甘酒を口にすることはなくここまで来ましたが、甘酒で「腸活」すれば優れた整腸作用で幸せホルモン「セロトニン」がドバドバ出る!
不眠、老化、うつ病、便秘の予防に!とうれしい効果があるようです。
医療分野であらためて注目される「甘酒」
ここに来て「甘酒」の優れた美容と健康効果に注目が集まっています。女優さんやモデルさんの間でも愛飲者が多く、女優の永作博美さんは美容と健康のために1年中甘酒を飲んでいることで知られています。
甘酒というと「冬に飲む飲み物」というイメージが強いですが、永作さんは夏は甘酒を冷蔵庫で冷やして飲んでいるそうです。
意外に思われるかもしれませんが、甘酒を超える美容と健康効果がある飲み物はないのではないかと思えるほど甘酒には優れた効能・効果があります。それもそのはず甘酒には必須アミノ酸が9種類すべて含まれているんです。
しかも、ビタミンEの7000倍の抗酸化物質「エルゴチオネイン」まで含まれているので、単に美肌効果が高いだけでなく、肌の老化を抑える働きにも優れています。ですので、女優さんやモデルさんの間で甘酒の人気が高いのもうなずけます。
甘酒で腸を整えるといいことだらけ
実は甘酒を飲むことで「腸内環境」が飛躍的に改善されるので美肌効果以上に人の心と体に良い効果をもたらしてくれます。
セロトニンなどの脳内物質の約9割は腸で作られ、免疫細胞の約6割は腸内にあるので、腸の働きが良くなることで、様々な恩恵が得られます。
甘酒:女性にうれしい「飲む美容液」
血圧を下げ「腸活」で免疫力もアップ
『甘酒は血流を改善する効果が優れている!』
甘酒の成分には後に述べるように血流をよくする働きがある。目の下のクマが黒ずんでいるのは、加齢や睡眠不足などで血液の流れが悪くなって目の下にたまり、薄い皮膚から透けて見えるからだ。
甘酒を飲むことによって血流が改善し、血液の色が薄くなったと考えられる。
甘酒の凄すぎる美肌効果!
整腸作用のあるオリゴ糖などのビタミンB群が多いし、最強のアンチエイジング物質のエルゴチオネインまで入っているんです。肌の表面が荒れていると、水分が逃げますが、甘酒によって保水力が高まるのです。
エルゴチオネインは、合成した市販製品がなんと1グラム約20万円もするほど高価な抗酸化成分だ。それが天然で含まれている。
深い睡眠には「酒粕」、血圧を下げるには「米麹」
原料が酒粕と米麹の2種類の甘酒の違いをこう説明されている。
酒粕の甘酒:日本酒を作る際に絞った残りかすが酒粕。安く手に入るがアルコールが含まれるため、酒に弱い人や子どもが飲む時は注意が必要。
米麹の甘酒:お米に麹という菌を混ぜて作ったものが米麹。アルコールは含まれていない。作るのに手間がかかるので高価。
この2つは、それぞれ次のように健康効果が違います。
甘酒を飲むと睡眠の質が向上
良質の睡眠のために勧めるのが酒粕の甘酒だ。酒粕には清酒酵母が豊富に含まれている。清酒酵母には、深い眠りを誘う脳内物質の「アデノシン」を活性化させる働きがあるという。
清酒酵母を摂ると、質の良い睡眠が10~20%増えるという研究があります。清酒酵母は日本酒にも多少入っていますが、絞りかすに多く残るため、深く眠りたい人は、甘酒を飲むのが最適ということになります。
寝る1~2時間前にコップ1杯(200cc)を目安に飲むといいそうです。
甘酒を飲むと血圧を下げる
血圧の高い人に勧めるのが、米麹の甘酒。「ペプチド」という血圧の上昇を抑える成分が米麹に含まれています。
ただし、甘酒を飲んだら急に血圧が下がるわけではありません。個人差がありますが。効果が出てくるのは早い人で3か月、遅い人で半年かかります。高血圧は様々な原因が混ざり合うので、甘酒ばかり飲んで完治を期待するのは難しい。甘酒1杯は65キロカロリーありますから、飲み過ぎも禁物です。
甘酒で腸内細菌を改善、便秘解消効果も
体の免疫細胞の60%は腸に集まっています。腸内の免疫細胞を活性化させるには、腸内の善玉菌を増やすことです。米麹自体が善玉菌なのです。甘酒はブドウ糖などの栄養素が豊富で、善玉菌のエサになります。腸内環境が改善されれば、便通もよくなり、体温が上がり冷えの解消にもつながるので、まずは1週間継続して飲むことがオススメ。
依然と違って甘酒はスーパーやコンビニでも手軽に買えるので、今度30数年ぶりに挑戦してみようかなって気になってきました。