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総合防災センター機能強化へ

2017.02.16 17:29

県総合防災センターは県庁が被災した場合の代替施設です。

実際に災害が発生した際に機能が十二分に発揮できるよう日頃から危機意識を持ち、緊急通信設備電話等の常設や、県庁舎の対策本部機能と同等レベルへの通信設備の高度化など、時代に即した備品や訓練施設等の整備をし、命を守る拠点としての機能の確保や訓練の必要性を一般質問で強く説きました。

来年度、時代と共に近年の災害の多様化、大規模化に対応するため、様々な自然災害現場の再現が可能な消防訓練施設を新設します。

防災センター、消防学校において実践的トレーニングセンター『かながわ版ディザスターシティ』として約3億円余りの予算をかけ整備が図られます。

まさに、全国に類を見ない様々な自然災害現場の再現や大規模化する災害に対する実践的な訓練を導入するため、地震による家屋倒壊やガレキ、水害による土砂水没車両からの救出訓練など、実害に近い状況下の中で訓練ができるよう整備。

また、ロボット技術を先進的に取り組む神奈川として、人が近づけない危険な場での救助につなげるため、災害ロボットの実証フィールドとして活用し成果を訓練プログラムに導入するとされています。


東日本大震災の教訓で「備えていたことしか、役には立たなかった。備えていただけでは、十分ではなかった。多様な訓練を受け熟練した『人』こそが究極の備えである」と言われています。これからも東日本大震災や熊本地震等の教訓を伝え、『かながわ版ディザスターシティ』において、『いのち』を守るべく、さらなる実践的な災害対応トレーニングにより人材育成に努めてまいります。