日本人が持つ、特殊な遺伝子 YAP遺伝子(親切遺伝子⁉︎ちょっと付け足し)
日本人およびチベット人、ユダヤ人の男性だけが持つ(持ってない人もいます)、YAP遺伝子、というものがあります。
この遺伝子はかなり特殊で、日本人のY染色体の中に、約40%ほどの割合で存在しています。チベット人、ユダヤ人と比べても多いそうです。
先ほど男性しか持っていない、と説明したのは、Y染色体が性別を男性に決定付ける遺伝子だからですね。
さて、このYAP遺伝子ですが、すごい特徴を持っています。
本来遺伝子の中には自己保存を優先させる(自分の命を守る)機能が存在しているのですが、このYAP遺伝子は、それとは正反対とも言える機能を持っています。
何と、自分の命をを捨ててでも他者を守ろうとする、という遺伝子なんです。親切遺伝子とも言われているらしいですね。
1853年にペリーが日本を開国させて、外国人達が日本人は異常、と思わせたことの一つが、まさにこの自分の命より他人を優先する、という特徴でした。
特に当時のアメリカ人は、日本人は絶対に怒らせてはいけない、と思っていたらしいです。
それもこのYAP遺伝子によるものなのか、家族や友人のためなら何をしてもおかしくない、というところから言われ初めたのでは?とも考えられているそうです。
このYAP遺伝子がどこから来たのか、何で日本人の多くが持っているのかというと、縄文人が大元の由来と言われています。
何故かと言うと、縄文人の間では、ほぼ争いの形跡が見つからなかったからだそうで、弥生時代に大陸から弥生人系の人種が入ってくると、争いの痕跡が多くなっていったからだそうてす。
YAP遺伝子は他人を思いやる遺伝子と言っても良いですね。
よく、海外で日本は安全、財布を落としても返ってくる、他の国の人と比べて親切すぎる、などの話がされているそうてすが、日本人の40%がこの他人を思いやる遺伝子を持っていれば、こうなるのも不思議では無いのかもしれませんね。
追記として
日本人がユダヤ人と近い遺伝子を持つ、という科学者が多くいますが、それは同じくこのYAP遺伝子を持っているからです。ユダヤ人の20%ほどがこの遺伝子を持っています。
日本人のルーツは他の民族と異なり、未だに正確には判明していません。
ユダヤ人と関係がある、ユダヤの失われた10氏族の一つ、とさえ言われることがあります。
同じ意味で同じ言葉が3000語もあるとか。
遠いイスラエルからチベットを経て、日本までやってきた人がいるかもしれない、と考えると面白いですね。