口呼吸のデメリットと対策
マスクしていると知らず知らずに口呼吸になっていますね。
外から見えないことを良いことに気付くと口呼吸になっている時が多々あります。
でも口呼吸って歯周病などの現認になるんですね。
口呼吸のデメリットの前に鼻呼吸に改善するメリットを見ていきますと
①寝ている間いびきをかかなくなった
②朝までぐっすり眠れるようになった
③口内炎が出来なくなった
④体を動かすのが劇的に楽になった
⑤イライラしなくなった
⑤風邪がひきにくくなった
⑦顔の歪みがよくなった
呼吸の質が良くなると表情も良くなる。その結果鼻が高くなり、顎のラインも発達するなど、基本的に鼻呼吸に改善できて良いことづくめです。ですので、無理をしない範囲内で口呼吸から鼻呼吸へ改善することをオススメします。
ということで本題の口呼吸の何が問題なのか!?
口呼吸は呼吸するたびに空気中にウヨウヨしている細菌やウイルスを直接体内へ取り込んでしまう可能性が高いため、免疫力が一気に低下する危険性があります。
免疫力が低下すれば様々な病気や症状を引き起こすリスクが高まりますし、女性にとっては肌荒れなど美容にも良くありません。また、口呼吸はドライマウスの原因として大きな割合を占めています。
口呼吸と鼻呼吸の違いを比較すると
口呼吸:口呼吸は空気中の有害物質が直接肺に入ってしまう
鼻呼吸:鼻呼吸は空気中の異物が肺に侵入しにくい
口呼吸はデメリットだらけ!
口の中が乾いた状態が長期間にわたって続くと、むし歯や口臭が生じやすくなるので、口呼吸は私達人間にとってメリットよりも圧倒的にデメリットが多いです。
一方、鼻呼吸は、口呼吸よりも多くの酵素を取り入れることができます。これにより、代謝を高めたり、老化を抑えたり、免疫力アップにも優れた効果を発揮してくれます。
口呼吸の人の特徴とは!?
もし以下の10の項目の中で一つでも当てはまる場合は口呼吸の可能性があります。できるだけ早い段階で鼻呼吸に改善することをおすすめします。
【口呼吸の人の特徴】
①いつも気がつくと口が半開き状態になっている
②毎日ではないが朝起きたときに度々喉が痛む
③成人してから歯並びがさらに悪くなった
④よく口内炎になる
⑤左右どちらか片方の歯で食べる
⑥口を閉じると顎の先がしぼんでしわになる
⑦自分では気づかないがイビキを頻繁にかく
⑧鼻の穴を意識して動かすことができない
⑨受け口である
⑩口がへの字になっている
「あいうべ体操」で自然と鼻呼吸に改善!
口呼吸によって健康被害を受けた方の中には口呼吸から鼻呼吸に変えようと必死に努力していますが、長年にわたって染み付いた習慣を捨て去るのは決して簡単ではありません。
そこでオススメしたいのが「あいうべ体操」です。「あいうべ体操」なら簡単に口呼吸から鼻呼吸にチェンジすることができます。やり方は次のとおりです。
「あ」、「い」、「う」、「べ」と声を発しながら口を動かすだけです。
①「あ~」と、口を大きく開きます。
②「い~」と、口を大きく横にひろげます。
③「う~」と、口唇を突き出します。
④「べ~」と、舌を出して下に伸ばします。
『 あいうべ体操は認知症の予防にも効果的! 』
「あいうべ体操」を実践する上で大切なのは、口を大きく動かすことなので、声を出したくない人は出さなくても結構です。その分口を大きく動かしてください。脳にも良い刺激を与えてくれるので、認知症の予防効果も期待できます。
「あいうべ体操」を1日に行う目安ですが、1回3セット(約3分)行ないましょう。「あいうべ体操」を行う時間帯についてですが、個人的には朝が一番適していると思います。顔の表情筋にも良い効果をもたらすので、アンチエイジング効果も期待できますよ。
マスクをしているからと安心して口呼吸にならないようにちょっと意識をしてマスクの内側でも鼻呼吸を心がけます。