3Dimension SPUNKY EPS
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3Dimension
SPUNKY MODEL
5’8”-18 5/8”-2 1/4”
EPS 4+4+4 GLASSING
For YOSHIAKI san
NSAの大会に積極的に参加しているグランドマスタークラス(50代)のYOSHIAKIさん
前回(前々回も)オーダーしたSPUNKYのフィーリングが良かったので、今回は小波などのコンディションにより対応出来るようにとEPSでオーダーされました
SPUNKYモデルはパフォーマンスモデルの中でも最も機敏に動くコンセプトになっています
全体的に細めのアウトラインになり、ボードの重心がテール寄りにあります
テール寄りに重心があるボードは、ノーズ寄りが軽くなるため左右への動きが軽くなり、瞬発的にボードが動いてくれます
ただし、ターンの伸び、ドライブは弱くなります
逆に同じパフォーマンスモデルでもノーズ寄りに重心のあるボードもあります
ノーズ寄りに重心があるボードは、直進性に優れターンが伸びます
一度ついたスピードが止まりにくく途切れないマニューバーラインを描きやすくなります
ただし、動きに重さがありクイックさに欠けます
もちろん重心を含む標準的な設定のパフォーマンスボードはたくさんあり、くせのないオールラウンドボードと称され、各ブランドの売れ筋モデルになります
余分な部分を削ぎ落とすことにより、mm単位の違いがダイレクトに反映してしまうパフォーマンスボードは、この重心という表現で表した3つのタイプのどれを選択するか、がとても重要になります
バランスの良いオールラウンド系を選択する事で、調子悪っ的な最悪の自体はあまりないかとはおもいますが、重心が後方寄り、前方寄りの好みと、オーダーした、購入したボードの特性が合わない時に、調子悪っ!外した…と、なる訳です
この部分はサーフボードのオーダーを受ける上で1番重要視している部分です
むしろ同業者さんにはバレないよう秘密にしていたいくらいです
ニューモデルだけを推すショップさんの説明や、ブランドのカタログやネット販売のモデル説明には記載されないサーフボードの肝になります
よく走りよく曲がる
と、メーカー側、売る側は言いたいのです
なんとなくサーフボードの特性と乗る人の個性との相性、マッチングの関係性を感じて頂けましたでしょうか
YOSHIAKIさんは全日本にも出場するサーフィン歴が40年近い大ベテランの上級者です
そんな方が3本連続で同じモデルをオーダーされた理由を考えると、この重心の話に信憑性を持つ最大の証拠になるかと思います
YOSHIAKIさんはクイックさを信条とする素早い板の返しのリッピングを軸にするサーフィンスタイルです
サーフボードのオーダーは決して外す事はありません
あるとすれば、重心を理解していない事に尽きると言ってもいいと思います
あとはお客さんの方で根拠や理由なく、〇〇がいい、〇〇はヤダ
的な決めつけがあると上手くはめられない場合があります
なぜこのモデルがあなたにはいいのか
説明がつくコンセプトをオーダーの際はお話ししますので、どうか根拠のない決めつけは極力さけて、私とのディスカッションをして頂きたいと思います
持った感じがなんとなく良かったから
的な理由を言うプロサーファーもいますが、きっとボードはシェーパーまかせでサーフボードを理解していないのでしょう
せっかくのサーフボードのオーダーです
サイズやリッターだけでなく、より深く掘り下げたマジックボードの領域を狙っていきましょう
マジックボードの制作
全力でお手伝いします!
3Dimension SURFBOARD
パフォーマンスモデル
¥136000〜
現在オーダー納期
約3〜4ヶ月