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テマヒマ

傾聴

2018.05.01 22:00

おはようございます。


暮らし、味わう。

食を通して豊かなライフスタイルを提案する

セレクトショップ&カフェ テマヒマ

ただいま準備中!

プロデューサー、バイヤーの太田 準です。


テマヒマ・ブログ 改革 で書いた通り

西村佳哲さんの『一緒に冒険をする』新刊

記念トークイベントを聞きに

大阪・心斎橋のスタンダードブックストア

へ行ってきました。NPO法人自然スクール

トエック主催の伊勢達郎さんと

円坐で話を傾聴する活動をしている

フェンス代表の橋本久仁彦さんとの3名。

(うまく紹介出来ていませんが・・・)


知的好奇心をくすぐられ続けた時間で

頭の中のメーターが振れてる感じ。

まだ整理しきれてなく、新著も読み始めた

ところですが熱いうちに書きたいと思います。

あくまで備忘録的に、自分なりの解釈も交えて。


”~する”に対する言葉”~される”というのが

能動態⇔受動態の関係ですが、

”~する”に相対するのは”~なる”では?と。

僕的には、おおげさに言えば、マザーテレサの

「愛の反対は憎しみではなく無関心だ」

ぐらい、ナルホド!!なお話でした。

古代ギリシャの頃にはあって現在欧米の言語

には残ってない中動態というものにあたるとも。

そしてこの”~なる”というのがきわめて日本的。


”~なる”というのは、”~する”が及ばない、

思い通りにならない、自ずからなる世界。

それは言わば「足るを知る」ということ。

もしかしたら柳宗悦が日用雑器の中に

見出した美が技術(~する)ではなく

工人の無為(~なる)であるのとも

通じるのかもしれません。


共感というタイトルのテマヒマ・ブログも

書きましたが、共感ということについても

それは相手の話している”意味”を理解するもので、

丁寧に聴く(傾聴)

相手の話・言葉そのものを一緒に辿る

ということが大切、といった話もありました。

西村さんの新著のタイトル

「一緒に冒険する」も同じ文脈。

共感と傾聴は対立する言葉ではありませんが

共感 という言葉自体が

ビジネスやマーケティングの流行り言葉に、

そして作為的になりつつもあり、

何かもう一歩進めたい、それが

カフェや物販を行うテマヒマにとって何かは

思索を重ねていきたいと思いました。

西村佳哲さんの新著もこれからじっくり読みます。

それにしても読みたい本が貯まってきてます・・・