喉のチャクラは自己表現のチャクラ
Facebook三浦 直樹さん投稿記事
昨日、今日とカウンセリングが多い。
クリニックなので、表向きは病気のご相談ですが、深くお聞きすると、やはり対人関係のストレス、自己肯定感の低評価、誤った思い込み(信念)が背景にあることが多いですね。
私も対人関係のストレス、変な思い込みから、33歳の時にバセドウ病になり、旭川出張中にクリーゼ(発作)を起こして動けなくなり、救急搬送。
担当医から『あと1時間遅ければ命はなかったですね』と言われた体験をしています。
喉の病気は、お腹の底から湧き上がってくる本心を『こんなこと言っては嫌われる、怒られる』と、喉元で止めてしまったり、ビジネスでよく言う『その条件、飲み込めません』という、納得できない相手からの要求を無理矢理飲み込もうとしてストレスがかかることが多いですよね。
喉のチャクラは自己表現のチャクラ。
私はそれ以来、33歳で一回死んだと思って、これからは言いたい事をいって、やりたいことをやろうと開き直り、腹括りして、今に至っています。
そうしたら、結果として、バセドウ病も薬を飲まずに治っちゃいました。
喉もバンバンに腫れていたのが、3か月で腫れがなくなりました。
『死ぬこと以外はかすり傷』と、よく言われますが、『仮に死んでもかすり傷』くらいの感覚で動いています。
誰しも、いつか肉体を卒業する日が来ますし。
自分の考え方を嫌いな人には嫌われてもいいし、嫌な人付き合いもいい。
友達もたくさんいなくてもいい。
自分の時間は、自分のために使う。
自分が自分とつながっていれば、それでいい。
私になれ、私を叶えて生きていくんだ~(by スーパーフライ)
私の座右の銘は『これでいいのだ!!』と、『正しいことより楽しいこと』『フォースと共に(スターウォーズ)』です。
古今東西のあらゆる瞑想に精通し、650冊の著作を残しているインドの神秘家OSHOは、それらの瞑想に共通する要素については、以下のように語っています。
「それがどんな瞑想法であっても、瞑想にはいくつかの本質的なことがある。
まずはリラックスした状態であること:マインドと戦わず、マインドをコントロールすることなく、集中をするのではないこと。
第二に、何が起こっていても、いかなる干渉もせず、ただくつろいだ気づきで観照している
第三に、どんなジャッジもなく、評価することもなく、静かに、ただマインドを観照している。
これらが三つのことだ。リラクゼーション、観照、ジャッジがない。
そうすると、ゆっくり、ゆっくりと大いなる沈黙があなたに降りてくる」
OSHO
ユニティインスティチュート(UI)で教えているハート瞑想®は瞑想のこれらの三つの本質、リラクゼーション、観照、ジャッジがないということをサポートすることができる、シンプルで簡単な瞑想法です。
ハート瞑想®が出来るようになれば、何時間も坐る必要はなく、ヨガのようにポーズをとることもなく、日常生活の中でも、どこでも、いつでも、1分でハートを使った瞑想をすることができるようになります。
このUIで教えているハート瞑想®はハートの機能を使うことが特徴です。
ハート(Heart)というと英語では心臓を意味することがありますが、ここではいわゆるスピリチュアルハートのことを言っています。古代のヨーガでは、第四のチャクラでもあるハートセンターを意味しています。
感動するできごとがあったときには、思わず胸に手を当てますね。愛に溢れているときにはピンクのハートマークを書いたりもします。
Heartful (ハートフル)というと、心からの、とか、やさしさやおもいやり、愛情を表すときに使ったりします。
そのようなハートの機能と質を瞑想の入り口に使っていくのが、UIで教えているハート瞑想®です。
ハートの機能には次のようなものがあります。
愛に満ちた雰囲気
ハートには、受容、思いやり、くつろぎといった愛に満ちた雰囲気があります。
リラクゼーション(くつろぎ)
ハートはリラクゼーションという本質を明らかにしてくれます。
クリアーなビジョン
ハートはビジョンを開きます。そうすることによって、自分自身も人も、もっと明晰に見 ることができるようになります。
バランスと調和
ハートは、人生のさまざまな側面のすべてを受け入れます。人生において対極にあるもののバランスをもたらします。
中心に定まる
ハートは、自分の中心との深いつながりをもたらしてくれます。中心では、あなたは生とひとつであり、人や自然、存在、そしてすべてがやってくる源泉と深いシンクロニシティの中にあります。
ヒーリング/癒し
ハートは、あなたにもっとエネルギーや活力をもたらし、身体の治癒力を促進します。ハートの受容、ジャッジをしない雰囲気によって、過去からの感情的な傷を見ること、感じること、そして癒すことを可能にします。
慈愛(いつくしみ)/許し
あなたや人が痛みの中にいたり、苦しんでいるとき、ハートの中に慈愛が生まれます。
ジャッジをしない
あなたのハートは、ジャッジしたり、批判したり、非難したり、拒絶したり、押さえたり、ふりをしたり、あるいはどんな形でも、内側や周りで起こっていることを避けようとはしません。そうすることでハートは、そこに何があってもその真実を明らかにしてくれます。
ハートのシンクロニシティ
シンクロニシティとは、自分の内側とも、他のひと達とも、自然とも、いのち全体との間でも、調和がとれ、バランスが取れている状態を言います。ハートのスペースにつながることで、時間と空間を超えたハートのシンクロニシティが生じるようになります。ハートのシンクロニシティのなかでは境界線がなくなり、言葉を超えた理解や直感が働くようになり、遠隔治療なども可能になっていきます。
これらのハートの機能や質は、ハートに気づくようになることで現実に感じられるようになります。ハート瞑想®を続けていくことで、さらに多くのハートの質につながり、発見するようになっていきます。
また、このハート瞑想®がどのように人生に役立つかは「意識の多重構造®マップ」を使うことで理解しやすくなります。
意識の多重構造®マップというのは、私たちがその内面の世界と外面の世界をどのように生きているかということをわかりやすく図解したものです。
私たちは、通常の日常生活では外面の世界を生きています。
外面の世界というのは、物質的な世界のなかで、この肉体をもって、さまざまなことを考え、感じ、行動している世界です。
それと同時により深い内面の世界が存在しています。
その深い内面の世界は通常は無意識の中にあり、通常は意識されないことが多いですが、セラピーや精神分析、瞑想などによって、その内面の世界を探求することができます。
そこで、この「意識の多重構造®マップ」では、その外面の世界と内面の世界についての理解を助けるために、意識の多重構造を同心円として表したものです。(図を参照)
意識の多重構造マップ
ハート瞑想®では、この意識の多重構造®マップの外側の層と同時に内側の層をも同時にハートのスペースのなかに受容していくことが出来るところが、他の瞑想との違いでもあります。
これまでの瞑想、例えば坐禅などで瞑想と言っているのは、外側の層であるマインドや感情脳などを雑念としてとらえ、無念無想をめざすものです。
そうすることで、日常生活に起こる悩みや感情的な問題にもハート瞑想®を使っていくことが出来るようになるのです。
そのハート瞑想®を練習することで、5秒で瞑想の質を日常生活にもとらすことが出来るようにもなっていきます。
●「ハートを開く」のガイド瞑想を実践されたい方は、リーラのハートガイド瞑想を聞くことができます。
ハート瞑想
ユニティインスティチュートのCo-Director リーラの声による「ハートを開く」のガイド瞑想をお届けします。
リーラはハートの人として慕われ、ハートからの愛と慈愛をもって多くの人々をサポートしてきました。
リーラのハートに沁み渡る声は、あなたのハートを開くサポートにもなっていくことでしょう。
一つ目の「インストラクション」のガイドは、この「ハートを開く」のガイド瞑想についての説明が話されています。
はじめて「ハートを開く」の瞑想をする場合には、最初にこのインストラクションからお聞きください。
「ハート瞑想」インストラクション by リーラ
https://www.youtube.com/watch?v=lKWpv2y3uYs
https://www.youtube.com/watch?v=lKWpv2y3uYs
この瞑想はあなたがハートの体験を開き深めるためのものです。
ハートはこの上もない美しさの源です。
愛・慈愛・安らぎ
価値あるものは全てハートの庭で育ちます。
この瞑想であなたはハートの質を認識するようガイドされます。
時にはイメージや比喩を使ったりします。
このようにハートを感じたり見たりしているとき、あなたは何かを作り出しているわけではありません。
あなたは既にそこにあるハートを発見しているだけなのです。
通常イマジネーションは何かを作り出すために使われます。
このガイド瞑想ではイマジネーションは架け橋として使われます。
それは常にそこに存在しているものにあなたがチューニングを合わせるのを助けます。
時には簡単な指示を使ってガイドすることもあります。あなたはこの指示に従おうとして何かをする必要はありません。
ハートを通してその指示を聞いていれば何の努力もなく、その言葉が指示している貴方の中にある内なるリアリティが開いて現れます。
この瞑想の準備として誰にも邪魔をされない場所が必要です。
そこで横になるか、好きな椅子に座ります。
できるだけ心地よくいるようにします。
車の中やあなたが何かしているときにはこのガイド瞑想は聞かないようにしてください。
このガイド瞑想を聞いているときにある指示だけが聞こえ、他の指示が聞こえないかもしれません。
このガイド瞑想を聞く時に別の指示が聞こえてくることに気づくかもしれません。
それで問題はありません。
何故ならその指示はある時には適切で別の時には別の指示が助けになるからです。
もし自分に適切でない指示が聞こえたり、解らない指示がある場合はそれは無視して 自分にうまくいく指示を使用してかまいません。
時には眠りに落ちてしまったり、居眠りすることがあるかもしれません。
そういうことが起こってもハートは言葉を超えた伝達を受け取っています。
このガイド瞑想はハートの気づきを大きくするのを助けます。
あなたがハートを体験することにもっと慣れてくれば あなたはよりもっと、日常生活の中で、自分のハートに気づくようになるでしょう。
二つ目の「ハートを開く」のガイド瞑想は、リーラによってハート瞑想がガイドされています。
はじめて聞かれる方は、最初はYouTube動画のガイドを見ながらでもかまいません。
しかし、英語がわかる方や「ハートを開く」の瞑想をすでにこれまでにされたことがある方は、ハートに手を当てて、目を閉じて、リーラのガイドを聴きながらハート瞑想をしてください。
たとえ英語がわからなくても、リーラの声がハートを伝達してくれています。
リーラの声をハートから聴いていくことで、あなたのハートも自然に開いていくことでしょう。
「ハートを開く」ガイド瞑想 by リーラ
https://www.youtube.com/watch?v=f5ISXdx_4t0
この瞑想を始めるにあたって楽な姿勢を見つけてください。
くつろげるように体の姿勢を調節します。
目を閉じて。
胸の中心にあるハートに手を休めます。
この瞑想を聞いているとあなたのハートは自然に開きます。
音楽があなたに触れていることを感じることであなたをこの瞬間へと引き戻してくれます。
思考があるかもしれないし、いろんな感覚が身体にあるかもしれません。
ただそれらに気づいていながら 体とマインドにありのままでいるスペースを与えます。
そして音楽に耳を傾けているすべてが落ち着いて本来の居場所を見つけていきます。
深く胸いっぱいに呼吸を数回します。
息がおなかを満たし、胸が広がるのを感じます。
息を吸うと暖かい息のエネルギーが優しく全身に広がり緊張したり硬くなっているところに浸透し緩めていきます。
そして息を吐くと、それらの緊張が自然に緩み
体をリフレッシュし、マインドをくつろがせてゆきます。
呼吸の自然なリズムを感じながら 胸に休んでいる手を感じます。
様々な感覚に気づくかもしれません。
暖かさや冷たさがあるかもしれません。
今のこの瞬間に開いています。
感じます。
それらの感覚をあるがままにしておきます。
ひとつの感覚が別の感覚に変わっていくかもしれません。
吸う息とともにハートが広がっていくのを感じます。
そして息を吐くとともにリラックスしていきます。
あなたのハートは自然に開いて あなたを内側へと迎え入れてくれます。
あなたはさらに内側深くに招かれ ハートが広がってゆくのを感じるでしょう。
開いている感覚。繊細で 安らいで 愛に満ちた感覚です。
これらの繊細なフィーリングを感じることで 喜びを感じるでしょう。
ハートを感じながらあなたは内側を観る事もできます。
もしあなたのハートが花だとしたらそれはどんな花に見えますか?
花の色、花びらの形、その大きさに気づきます。
何かイメージや印象があるかもしれません。
あなたはその花を感じられるかもしれません。
その花がどんな風に見えても、それを受け入れてゆきます。
その香りを吸い込みます。
あなたのハートの花を感じます。
その静かな美しさに耳を傾けます。
ハートの庭には沢山の愛の花があります。
ある花はまだ種の形のままかもしれないし 別の花は既に花開いて様々な色に内側で輝いているかもしれません。
その庭の安らぎを感じてください。
とても滋養に満ちています。
感じること、見る事の流れが、あなたをハートの中に連れて行くようにこの音楽を聴くことであなたは内側に連れていかれます。
この音楽をハートを通して聴きます。
この音をハートの中に吸収してゆきます。
これらの音楽が内側からあなたにやさしく触れるのを感じます。
音の波に乗ってさらにもっと深く入ってゆきます。
そのまま続けてゆきます。
さらにもっと深く・・・ハートの中心へと入っていくとそれはくつろぎに満ちていて 我が家に帰った感じです。
ここであなたは「ただ在る」ことができます。
何も起こる必要がありません。
ここにはただクリアーなスペースがあるだけです。
平和に満ちて、静かな安らぎがあります。
この自由のスペースの中で あなたは在るがままでいることができます。
自分と、自然と、そして人と調和して・・・
何か大いなるものに触れています。
この瞬間の臨在に於いて 大空すべてがあなたのものです
このクリアーなスペースの中で呼吸しながらこの静かな瞬間を楽しみます。
この広大さの中にくつろぎながらあなたのハートの扉と窓を開いてゆきます。
ハートの香りがあなたの命に流れていき きらめくような活気があなたの身体を蘇らせます。
あなたのマインドは新たな明晰さでリフレッシュされ、あなたは生き生きとした愛に包まれています。
この瞬間にいて五感はさらに生き生きしています。
さあ 深呼吸をしてください。
クリアーな空間とハートの活力を吸い込みます。
このハートのスペースはいつもあなたとともにあります。
日常生活の中でも あなたはさらに気づいていきます。
ハートとともにあるときあなたの眼はソフトに、受容的になり
木々は緑を深め あなたは新しい光のもとで自分を見て 人の中にも美しさを見ます。
ハートを通してあなたはもっと配慮をもって耳を傾け、さらに深い理解に自分を開いて
自分とつながるのを感じ
自分の中に中心が定まっていくのを感じます。
準備ができたら深呼吸をして
身体をストレッチして、目を開いてください。
http://unityinstitute.jp/meditation/heart.html 【ハート瞑想の効果】 より
瞑想といえば、お釈迦さまが35歳のときに、菩提樹のもとで「悟りを得られなければ生きてこの座をたたない」という固い決意で瞑想して悟りを得たという話から、悟りを得るためのものとされていました。
禅などでも、悟りを得るための修行として坐禅などの瞑想を行なっていたので、瞑想といえば厳しい修行だというイメージがあります。
あるいはまた、ヨギなどがヨーガの瞑想の修行によって超能力を身につけていたとことなどから超能力開発の修行とも考えられていたりもしました。
しかし現代ではスタンフォード大学医学部の医学博士によって、瞑想には以下の瞑想効果があるとして、研究成果の根拠とともに「瞑想をはじめる20の科学的理由」として発表されているそうです。
ーー 2013年9月発行の「サイコロジー・トゥデイ」(27万部発行のアメリカの隔月誌。心理学全般のほか、神経科学、行動経済学、自己併発などのテーマを扱っている)
「世界のエリートはなぜ瞑想をするのか」 渡邊愛子著 より ーー
http://amazon.co.jp/o/ASIN/4894516853/oshoartunity-22/ref=nosim
健康増進 1 免疫力を上げる 2 痛みを緩和する 3 炎症を抑える(細胞レベルで) 幸福感アップ 4 ポジティブな感情が増加する 5 抑うつ感情が減少する 6 不安が減少する 7 ストレスが軽減する 社会生活が向上する 8 社会的つながりと感情的知性が向上する 9 より同情的になる 10 孤独感が減少する 自己管理能力が上がる 11 感情をコントロールする能力が向上する 12 自分自身を内観する能力が向上する 脳がよりよく変化する 13 脳の灰白質が増加する 14 感情抑制・ポジティブな感情転自己統制を司る脳内エリアが増加する 15 注意力を司る脳皮質の厚さが増加する 生産性が上がる 16 集中力と注意力が向上する 17 マルチタスクの能力が向上する 18 記憶力が向上する 19 創造的かつ枠を超えて考える能力が向上する 20 より賢くなる
ハート瞑想®を深めていくことで、自分の真の本性に気づき、人生を十分に創造的に生きることが可能になります。それは、自分は本来誰であるのかということの本質を顕現します。
ハート瞑想®では、これらの瞑想の20の効果をえるとともに、さらにハートの機能による効果を得ることが出来ます。
それはハートの機能を感覚(五感)と結びつけることによって、自然に得られます。
ハートはものごとをジャッジしないで、あるがままに受け入れる受容性と愛に満ちた雰囲気をもたらすことができます。
このハートの機能と五感(見る感覚、感じる感覚、聴く感覚等)を結びつけることで感覚が開いていきます。
それらの感覚が開いていくことによって、気づきの感覚が開き、ものごとへの気づきをもたらす感受性が広がります。
そうすることによって、内なる本質、内側の宝に気づいていくことが出来るようになります。
私たちは通常マインドと感覚をつなげています。
そうするとマインドの判断し、ジャッジし、批判するという機能によって感受性が閉じていってしまいます。そうすると感じる感受性や気づく能力が鈍り、働かなくなっています。
そこで、ハート瞑想®では、それらの感受性をハートに結びつけることによって、見る感覚、感じる感覚、聴く感覚が開き、気づく能力が高まります。また、ハートと感覚が結びつくことによって「今ここにいる」ことができるようになります。
マインドはいつも過去と未来を行き来しています。
しかしハートのスペースには時間はありません。ハートとつながることで、常に「今ここ」に開いていることが出来るようになります。
このように、ハート瞑想®ではハートの機能を使うことによって、マインドフルネス(気づき)の能力と「今ここにいる」能力を自然と高めることが出来るのです。
このような、ハートを感覚に結びつけることは、内面の感覚に気づく感受性を高めることにもなるので、内側へと入っていくための瞑想の入り口として使うことで、瞑想することが容易になります。
そしてハート瞑想®を深めていくことで、「意識の多重構造®マップ」でのあなたの内面への気づきが広がります。
と同時に、ハート瞑想®では、ハートの機能を使うことで、外側の層であるマインドや感情の層にも瞑想の質をもたらすことで、日常生活に起こる悩みや感情的な問題にもハート瞑想®を使うことで解決することが出来るようになります。
さらに、内側の層に深く入ることで、真の自分の本性に気づき、人生を十分に創造的に生きることが可能になります。それは、自分は本来誰であるのかということの本質を顕現します。
ハート瞑想®のイベントは以下の6つのモジュールがあります。
イベント1 ハートから聴く
この瞑想では、主として聴覚に焦点をあてられます。
聴覚を使うハート瞑想®は、通常は誰にとっても簡単です。聴くことには何の努力も必要なく、私たちの耳はただ音を受けとり、ハートにつながるのも簡単です。
このイベントでは普通に聞くことと、ハートから聴くことの違いが分かるように紹介されています。参加者はハートに深くガイドされることでハートに気づき、つながることができます。
このイベントは、聴覚を通してハートにつながる練習の仕方を学ぶことが出来ます。
イベント2 ハートを感じる
この瞑想イベントでは、主に感じる感覚にフォーカスします。
感じることは、参加者をより深くハートの中へと導きます。より深く自分のハートの本質につながるのは、感じることによってなのです。
日常生活の中で自分のハートを感じることができるようになります。
イベント3 ハートを見る
この瞑想イベントでは、参加者は、ビジョンを内側に向け、内側を見ることを学びます。
その結果、ハートを認識し、ハートにつながることができるようになることを目指します。
イベント4 ハートの直観
このイベントでは、参加者のひとりひとりがハートの直観につながることに焦点を合わせます。
参加者はハートに深く導かれ、そうすることで、ハートの直観を認識し、それにつながることができるようになります。自分の直観とつながることを経験し、学ぶことができるようになります。
イベント5 ハートによる変容
この瞑想イベントは、参加者の一人ひとりがハートのもつ変容の能力につながることを目的としています。
このイベントでは、ハートと、感じる感覚(フィーリング)をつなげます。
この本質的で重要なつながりを通して、乱れていた感情エネルギーは変容され、調和とバランスを取戻します。そうすることによりハートはまた、過去からの感情的痛みとトラウマを癒します。
イベント6 愛の目の瞑想
この瞑想イベントは、目をハートにつなげることを目的としています。
目がハートにつながっているとき、私たちは自分自身や自分の周辺に起こっていることを、明晰性や慈愛、より大きな理解を持って見ます。このイベントでは、三つの違った方法で「愛の目」の瞑想が紹介され、それによって参加者が、瞑想を実際に人生に生かす方法を発見する機会があります。
これらのハート瞑想®のイベントは、ユニティインスティチュートの「ハート瞑想®ティーチャートレーニングコース」の卒業生によってのみガイドすることができます。
http://www.sakshin.com/Bornagain/HeartMeditation.html 【アティーシャのハート瞑想 【OSHOの講話より】】 より
■ハートは変容する力
アティーシャは言う。「結びつくことを、送りながらそれと同時に受け取ることを学びなさい。呼吸とともにこれを行いなさい。」
アティーシャは言う。慈悲深くなることから始めなさい。この技法とは、息を吸う時、……注意深く聴くように、もっとも重要な技法の一つだ……息を吸う時、あなたは世界中のすべての人々の惨めさを全部吸い込んでいるのだと思いなさい。その暗闇すべてを。その否定のすべてを。あらゆるところに存在する地獄のすべてを吸い込んでいるのだと。そしてそれをハートの中に吸収しなさい。
あなたは西洋のいわゆる肯定的思考主義の人たちについて読んだり聞いたりしたことがあるかもしれない。彼らはまったく反対のことを言っている。実際、彼ら自身何を言っているのかわかっていないのだが……。彼らはこう言っている。「息を吐く時、あなたの惨めさ、否定的なものを吐き出しなさい。そして息を吸う時、喜び、肯定的なもの、幸せ、明るさを吸い込みなさい。」
アティーシャの技法は、ちょうどその反対だ。あなたが息を吸う時、過去、現在、未来のこの世界の生きとし生けるものの惨めさすべてを、苦しみのすべてを吸い込みなさい。 そして息を吐く時、持てる限りの喜び、至福、祝福すべてを吐き出しなさい。息を吐きながら、自分自身をこの世界の中へと注ぎこみなさい。これは、慈悲の技法だ。すべての苦しみを飲み干し、至福のすべてを注ぎだす。そしてもしあなたがそうしたら、きっと驚くだろう。あなたが自分の内側で、世界の苦しみすべてを引き受ける瞬間、それらはもはや苦しみではなくなる。ハートはまたたくまにそのエネルギーを変容する。ハートには変容する力がある。惨めさを飲み込む、それが至福に変容される。そしてそれを注ぎだすのだ。
ハートがこのマジックを、この奇跡を行えるのをいったん学べば、あなたは何度も何度もこれを行いたくなるだろう。これはもっとも実際的な技法のひとつだ。簡単で、結果はすぐに出る。今日やってみて、どうなるか様子をみてごらん。
■あなた自身から始めなさい
アティーシャは言う。「あなた自身を受け入れるという第一歩を踏み出しなさい。」
アティーシャはこう言っている、あなたが全存在に対してこの技法を行えるようになる前に、まず自分自身から始めなければならない、と。これは人間の内面の成長に関わる、根本的な秘密のひとつだ。何であれ、まず第一に、自分自身に行っていないことを他人に行ってあげることはできない。もしあなたが自分自身を傷つけるなら、他人を傷つける。もしあなた自身が自分にとって悩みの種なら、あなたは他人にとっても悩みの種だ。もしあなた自身が自分にとって祝福だったら、その時初めてあなたは他人にとっても祝福になれる。
何であれ、あなたが他人に対してできるのは、以前あなたが自分自身に対してできたことのはずだ。なぜなら、それだけが、あなたが分かち合える唯一のことだから……。あなたは自分が持っているものだけを分かち合える。あなたは自分が持っていないものを分かち合うことはできない。アティーシャは言う。「あなた自身を受け入れるという第一歩を踏み出しなさい。」世界中の惨めさをすべて受け入れて、それをハートに吸収させることから始めるよりも、あなた自身の惨めさから始めなさい。いきなり、深い海の中へ向かわないで、浅瀬で泳ぐのを学ぶのだ。そして、もしあなたがいきなり世界中の惨めさを受け入れ始めても、それはただ思索の中での試みにとどまってしまう。本物にはならない。不可能だ。それがただ口先だけのことにとどまるだろう。
あなたはひとりごとを言う。「そうだ、私は世界中の惨めさを受け入れている。」しかし世界中の惨めさの何を、あなたが知っているだろうか。あなたは自分自身の惨めささえも経験したことがないのに。
私たちは自分自身の惨めさから逃げ続けている。もし惨めさを感じると、あなたはテレビやラジオをつけて気をまぎらわす。新聞を読み始める。あるいは映画に行く。つき合っている彼や彼女に会いに行く。クラブへ行ったり、マーケットに買い物に行く、ただ何とかして自分自身を自分自身から遠ざけておくために。そうすればあなたは、その傷を見る必要がなくなる。内側がどれだけ痛んでいるかを見る必要はなくなる。
人々は、自分自身から逃げ続けている。彼らは惨めさについて何を知っているだろう?どうやって存在全体の惨めさについて考えることができるだろう?
まず、あなたは自分自身から始めなければならない。もし惨めさを感じているなら、それを瞑想にしなさい。ドアを閉め、静かに座りなさい。始めはその惨めさをできる限り強烈に感じなさい。その痛みを感じなさい。例えば、誰かがあなたを侮辱した・・・。さあ、その痛みを避ける最良の方法は、相手の所へ行って侮辱し返すことだ。そうすればあなたは彼にかかりきりになる。それは瞑想ではない。
もし誰かがあなたを侮辱したら、その人に感謝しなさい。その人はあなたに、深い傷を感じる機会を与えてくれたのだから。あなたの中の傷を開いてくれたのだ。その傷は、あなたが人生でずっと苦しみ続けてきた数多くのひどい中傷によって生じたのかもしれない。その人は、すべての苦しみの原因ではないのだろう、ただその引き金にすぎない。
■苦しみは恍惚感へ、痛みは喜びに変わる。
ただ自分の部屋に鍵をかけ、静かに座りなさい、その人への怒りを持たずに、あなたの中にわき起こってくる感情に対して、拒絶された、侮辱されたという傷ついた感情に対して、全面的に気づいた状態でいるのだ。そうするとあなたは驚くだろう……その人物だけではなく、あなたを侮辱したすべての男と女、人々があなたの記憶の中で動き始める。 あなたはそれを思い出すだけではなく、それを再び生き始めるだろう。あなたはプライマルセラピーのようなものへ入って行く。
傷を感じなさい。痛みを感じなさい。それを避けないで……。だから多くのセラピーグループの中で、患者はセラピーが始まる前に、どんなドラッグも摂ってはいけないと言われているのだ。ドラッグがあなたを、内側の惨めさから逃避させてしまうという単純な理由のからだ。それは、あなたに傷を見ることを許さない。それは傷を押さえつける。それは、あなたが苦しみの中へ入って行くことを許さない。だがあなたが自分の苦しみの中へ入って行かない限り、その呪縛から抜け出すことはできない。
グループは入る前に、すべてのドラッグをやめるのは、まったく科学的なことだ。可能なら、コーヒーやお茶、タバコのようなドラッグでさえ……。なぜなら、そういうものはすべて逃避する手段だからだ。
気がついたことがあるだろうか?あなたは不安になるといつもすぐにタバコを吸い始める。それは不安から逃避する方法だ。あなたは吸うことで気を紛らわせる。実際、それはひとつの退化だ。タバコによってあなたは、再び自分が子どもであるかのように感じる。心配もなく、責任もなく……。喫煙は、まさに母乳を象徴している。タバコの熱い煙を吸い込むと、それはまさに、母親の胸で乳を与えられ、その温かい乳を吸い込んでいる日々へと呼び戻される。乳首は今ではタバコになっている。タバコは乳首の象徴だ。
退化することで、あなたは責任から、大人であることの痛みから逃避する。それが多くの種類のドラッグによって起こっていることだ。現代人は人類史上一度も例を見ないほど、薬漬けになっている。現代人は深い苦しみの中で生きているからだ。ドラッグなしに、そのような多くの苦しみの中で生きるのはほとんど不可能な状況だ。だがドラッグは障壁を生み出す。ドラッグは、あなたを薬漬けの状態にし、痛みを知覚するだけの繊細さを持てなくする。
最初に行うことは、部屋のドアを閉めて、何もしないことだ。テレビを観たり、ラジオを聴いたり、本を読んだりという気を紛らわすことを止めなさい。それも微妙なドラッグだから。ただ沈黙し、まったく独りでいてごらん。祈ることさえしないで。なぜならそれさえもまた、ドラッグだからだ。あなたはそれに夢中になる。あなたは神に話しかけ始め、祈り始め、自分自身から逃げてしまう。
アティーシャは言っている、ただ自分自身でありなさい、その痛みがどんなものであれ、苦しみがどんなものであれ、そのままにしておきなさい、と。まず始めは、それを全面的な強烈さの中で体験しなさい。それはむずかしいに違いない。それはハートを引き裂く。あなたは子どものように泣き始めるだろう。深い痛みで、床の上をころげ回りのたうち回るだろう。そして突然あなたは気づく。痛みがハートの中だけではなく、体全体に広がっていることに。あらゆるところが痛い。すべてが痛みだ。あなたの体全体が痛みそのものだ。
もしあなたがこれを経験できたら……それは途方もない大切なものだ……そうしたらそれを吸収してごらん。投げ捨ててはいけない。それはとても貴重なエネルギーだから、投げ捨てないように。それを吸収しなさい、飲みなさい、受け入れてごらん。それに感謝を感じてごらん。そして自分自身にこう言いなさい「今回、私はそれを避けないつもりだ。今回は投げ捨てない。今回はそれを飲み干し、客人のように受け入れよう。今回私はそれを消化する。」と。
それを消化するには数日かかるかもしれない。しかしそれが起こる日、あなたはよろめきながらひとつの扉にたどり着く。そしてその扉は、あなたを本当に遥か彼方へと連れて行ってくれるだろう。新しい旅があなたの人生に始まる。あなたは新しい別の存在になりつつある――なぜならどんな拒絶もなく痛みを受け入れる瞬間、そのエネルギーと質は変化する。それはもはや痛みではなくなる。
実際人はただ驚く。信じられない。それはとても信じられないようなことだ。信じられないだろう……苦しみは恍惚感へと変容できる、痛みは喜びに変わる。
OSHOサクシン瞑想センター