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マヤ

ヒューマノイドロボット『RYUJI』mission5-④

2018.04.30 12:35

隆二「おはよ」





メンバー会議が始まる前、俺の隣に臣が座った。





臣「おう」





臣はそれっきり資料に目を通していて、俺の顔を見ようともしない。





昨日…RYUJIはどうしてた?





俺は、RYUJI製作の発案を出した張本人だ。





臣も、それを理解した上で、恭介と契約を交わしたんだ。





どうしてる?…なんて、俺が聞くことじゃない。





健二郎「なんや?隆二…臣ちゃんの顔になんかついとるんか?」





ビクッと臣が反応して、顔を上げて俺を見た。





隆二「な…ちげーよ!いい革ジャン着てるなぁって思って、見てただけだよ!」





臣は表情ひとつ変えず、また資料に目を向けた。





健二郎「そないにムキにならんでも…」





隆二「健ちゃんこそ、俺の顔ばっか見てないで、資料に目を通せよ」





健二郎「なんやそれ?隆二、こないだからちょくちょく変なこと言うよな」





隆二「るせー」





あれは、俺じゃないっつーの…





健二郎「そういや昨日、原宿駅付近で仲良さげに並んで歩いてたな?俺、移動中の車内やったから、声も掛ける暇なかったけど」





臣「見られてたんだ。一緒に服見に行っててさ」





隆二(え?…それは俺じゃなくて…)





臣「なぁ?隆二」





隆二「あ、ああ!そうだよ…」





健二郎「どんだけ仲えーねんって話や」





直人「はーい!会議始めるよ!」





もう…





RYUJIを連れて出歩いてるんだ…





なんとも複雑な気持ちになった…






to be continued…