体験に来た子たちへの感想。
2月はほんとうに体験生が多い月でした。
不思議と今年は個別からの移転組が
多い年でしたし、私は基本的に
他塾経験者は教えにくいというか、
妙に前の塾の文化を引きずっていて
私の本来の考え方を
浸透させづらいところがあり、
本当に正直なところで申し上げると、
ついてくる気合いがないなら全て
断ろうかなとすら思っていたところです。
頑張りたい、という気持ちが
あるというので一旦引き受けました。
入ったからには学年上位を
目指してもらいます。
是非はありません。
どんなスタートラインであってもいいです。
しかし、
向上心がない子を教えていても、
「なんでこの子はここにいるのだろう?」と
私が疑問に思うだけです。
変えてくれるのを待っている
だけの家庭、お子さんに変化は
あらわれたりしません。
塾は、変わろうとするエネルギーを
最大化するために使う場所です。
投資して使う場所だと
思うのです。
投資には原資がいります。
当然のことです。
無に1や2を足しても微々たるもの。
大きなエネルギーに掛け算して
初めて成果はあらわれます。
ハッキリ言って、練度が低い、
どんな指導を受けてきたのか?
なぜそれで満足してきたのか?
といった疑問は拭えない、というのが
率直な感想です。
本当ならばもっと力をつけていた
はずなのに、という気持ちもあります。
しかし、いつもスタートラインは今、
この瞬間です。
日々新しく、自分を更新してゆこう
という気持ちがなくなったならば
厳しく叱責もします。
馴れ合う気はありませんが、
変化した点はどんなに微細でも
評価をしてゆきます。
というより、自分のどんな点が変化したか
という気づきこそが、これから伸びてゆく
ために必要な要素です。
それに気づけるほど勉強したことがない
子たちなんだろうということは
容易に分かりました。
1位になるためには何をしたらいいか?
この思考に技術が伴うまで、
学習法指導を徹底してゆきます。
本格的には教材が届いてからです。