ご報告と、『桎梏ブランコ』のはなし①
どうも、井上です。
連日、旗揚げのこととか、次回公演のこととか、嬉しいご報告が出来て、
皆様のお声を興奮気味に見させていただきながら、
ああ、やっと始まったのだなあ、
と一人、ミルクティーを飲みまくる日々を送っております。
皆様、本当にありがとうございます。
あまり言葉にしすぎると薄れてしまうような気がするので、
やっぱり演劇で、返していければと思います。
露と枕、シアターグリーン学生芸術祭vol.12に参加いたします。
詳細の発表は、色々な準備が終わってからさせていただきますが、
早大劇研からはvol.7で出場したTricoboに続き二団体目の出場です。
是非詳細をお待ちください!!
さてさて。
きちんとしたご挨拶をしていなかったので、改めて。
露と枕旗揚げ試演会『桎梏ブランコ』、4月23日を以て終演いたしました。
連日たくさんのお客様に観に来ていただき、感無量でした。
ご来場いただいた皆様、携わってくださったすべての皆様に、改めてお礼申し上げます。
Twitterでも書いたんですが本当に早かったです。
あれよこれよと考えたり悩んだりしているうちに、もうこんな時期?!みたいな経験をいっぱいしました。
そして初日には、もう初日?!と言いながら、携帯を割り、
千秋楽が終わってほっとしていたら、携帯をトイレに沈め、
現在代替機で生活しています。
携帯運がないんです。
ていうか粗雑なんですね。改めようと思います。
話が脱線しました。
今回はそんな感じで「はあ?!早えよ!!!」とか一人で言いながらやってたんですが、
それもこれも、いろんな挑戦をしたからだと思います。
何が挑戦?と良く聞かれましたが、何か、全部です。
というか今回で学びましたが、挑戦とか言ってるけど、毎回挑戦だよなって。
でも、より、挑戦しました。
一番は、とりあえず嫌われてもいいから、やばい話がやりたい、と。
やばいっていうのはちょっと広義なので、限定するなら、
私個人の精神衛生上良くない感じの、やばい話。
という意味です。
あまり目を向けてこなかった(向けようとしなかった)感情に目を向けてみる。
定義したくない感情を、定義してみる。
正当化していることを無にかえす。
などなど。
役者にたくさん自分を見せてもらって、
共感する嫌なところ、どうしても目に付く気になるところ、
共感できない愛しいところ、
様々な要素を勝手に抽出したつもりになって、
拒絶反応と背徳感の狭間で筆を進めるうち、
私であって私じゃない、
彼ら自身であって彼らではない人たちが8人、生まれました。
「わかるわかるー! うわー嫌なやつー!!」と思う反面
「いやそうなのかー愛おしいー!!」の繰り返しで、
稽古では気付かなかったことも多くて、
何だか今でも、思い出すともう一度会いたいな、と思います。
その思い入れに殺されて、たくさんのことを忘れたりしていたんですけど。
書きたいこと、伝えたいこと、たくさんあります。
でもそれは、たぶん演劇という一期一会の場ではナンセンスなことで、
だからこそ、当たり障りのないくらいに、ブログで消化していきたいと思います。
多分長くなるので、もうちょっと、続きます。
次は、桎梏ブランコを観に行きたくなる20の情報の、答え合わせをしようと思います。
ちなみに嘘は、書いてないですよ、笑