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テマヒマ

消齢

2023.02.18 00:58

おはようございます。


高槻市にある、民藝の器、暮らしの道具、食

に関する古書のセレクトショップ、発酵食品

中心のカフェ、テマヒマ

プロデューサー、バイヤーの太田 準です。


1週間前の日経新聞の記事「消費は新•タテ型

社会」を少しご紹介します。

年功序列が揺らぐなどのタテの社会秩序は崩れつつあるが、消費については世代レスのタ

テ社会が広がる。博報堂生活総合研究所は、

「生活者の意識や好み、価値観などについて

、年代/年齢による違いが小さくなる」現象

を「消齢化(しょうれいか)」と名付け、

「消齢化」が進む日本社会「消齢化社会」で

、この先の生活者の暮らしや社会の変化につ

いて研究を進めるとしています。その背景の

一つとして低成長の30年間を経験し、20-60

代で行動や思考が共通化したきた」という分

析が興味深かったです。

人口減や少子高齢化という人口動態もあり、

「これまでマーケティングの中心は若者はヤ

ングファミリーをしっかりとらえることだっ

たが、今後は年齢層を超えた縦型のマーケに

軸足を置く必要がある」(未来ビジョン研究所

坂本節郎所長)としています。


サラリーマン時代、先輩からモノ売りの基本

として「誰に」「何を」「どのような」とい

うことを教えられ、上司となった後は新人に

考え方の基本フレームとして伝えていました

無店舗販売から小さいながらも有店舗になり

「どこで」も影響は多いなぁと感じますが、

前職時代に比べて「誰に」の位置付けは下が

りました。マスからスモールビジネス、個店

へと変わったこともありますが(マスというも

のがそもそもあるのか?というのもありつつ)

、よく書いてるようにマーケティングよりも

ブランディング(本来は対立概念ではないです

が)という意識があるからだと思います。自分

達がどう考え、どうしたいのか。


テマヒマでは、「誰に」とお客様のターゲッ

トを設定していて絞っているわけでなく、実

際お越しになるお客様の年齢層はタテに広い

ように思いますが、「どこで」「何を」「ど

のように」お店を営んでいるかで否応無く自

然とお客様が絞られていきます。ある飲食店

さんからある時、テマヒマさんからいらっし

ゃるお客様は(何か共通する雰囲気があるらし

く)分かると言われたことがあります。お店と

して明確である証左ではありすが、一方絞

られ過ぎると経営的には厳しもなります。

程よく折り合うことは出来もでしょうか?


昨日はお客様もそれほど多くは無かったので

すがカフェタイムにいらっしゃったお客様は

沢山お買い物をして頂いたのですが、ちょっ

とした有名人の方でした。活動が幅広いので

肩書は何って言ったらいいのだろう?ぐらい

に。お越し頂きました皆様ありがとうござい

ました!


今日も11時オープンで皆様のお越しをお待ち

しております。今日は物販と喫茶のみでラン

チのご提供はありません。メインテーブルは

引き続き三名窯松形恭知デビュー特集或いは

ミニ個展、奥のテーブルで前野直史掛け分け

の器特集フライング1DAY、もちろん常設展示

もございます。ゆっくりお買い物やお茶しに

お越し下さい。

ショップ 11:00-18:00

カフェ 11:00-16:30


それでは、好いモノ、好いコト、好いトキを

テマヒマで。今日も好い一日を!