院時代に出会った人たち
名古屋学院大学大学院で出会った皆さんは
自分にとって大変刺激的で前向きなエネル
ギーで満ちた方々でした。今思い返しても
明るい雰囲気を思い出して、やる気がみな
ぎってきます。
2017年はまだコロナ渦ではなかったので、
入学式とオリエンテーションの後は大学院生
のみの新入生歓迎会が開かれました(2017年
に入学した大学院生は全員で約30名⇒通学・
通信共)。そこでまず感じたのは、教授たち
の仲の良さ。お互い冗談を言い合って笑わせ
たりしているところを見て、あったかい
な~と感じました。他の大学に籍を置き
ながら名古屋学院大学の授業を受け持って
いる先生も何人かいて、国内では北海道や
東京、国外はオーストラリアの先生がいま
した。
みんなが知っているような辞書の編纂者の
一人だったりすごい功績をお持ちの教授も
いるのに皆さんめっちゃ面白くてとっつき
やすい先生ばかりでした。精神的に参って
た上にインフルエンザに罹ってしまい切羽
詰まって1年目言語学の最後の課題提出が
遅れることを泣きそうになりながら連絡
したとき。「私も皆さんの課題添削には
全く手をつけられてないので全然大丈夫
で~す!」って口調で返信をくれた教授、
私絶対忘れない。
面白いのは教授だけじゃなくて院生も。
スクーリングでは教授や院生がみんなが
一堂に会して一人ずつ近況を話したり
しながら軽食をとる交流の時間が設けら
れていたのですが、そこでのみんなの
報告がまあ面白い。普段大勢の前で何か
を喋るなんて緊張しすぎて全然話せない
自分なのに、なぜかこの院の交流会の
時は、今回はどう笑いをとろうかと話の
構成を練って笑いをとれるくらい話し
やすい雰囲気でした。
あとみなさん共通して年齢は全く関係なく
バイタリティにものすごく溢れた方ばかり
でした。働きながら学ぼうと学校に入って
くるくらいだからやる気にも満ちていて。
目的意識ももちろん明確。それが自分には
めちゃくちゃ刺激的で良い環境でした。
学ぶのって楽しい!って再認識できたのも
ここで学べたからだろうと思います。
2017年の通信制で同じ専攻の同期入学者は
15名。東南アジアの国で翻訳や日本語教師
をしている方たちから国内では東北から
九州まで幅広くいました。国内の方たちは
高専、高校や小学校で英語を教えている
教員の方、塾の先生、大学で国際関係の
仕事に就いている方、個人で英語教室を
開いている方、出版社の方、そして当時
子ども英語教室で働いていた私。みんな
とってもきさくで温和な方ばかりでした。
年代的には私が一番若かったと思います。
当時36歳。40~50代の方がほとんどだっ
たと思います。なかにはそれ以上のかた
も。男女比は4:11とかだったかな。
2年で卒業した方がほとんどですが、2年以上
かけて卒業を目指す長期履修に切り替えた
のは私を含めて3名、中途退学された方が
1名でした。
一期下の方たちは私たちの倍の30名と
ちょっと。だからなのか、私たちよりも
めちゃくちゃパワフルな人たちの集まりって
いうかんじでした。私は長期履修に切り替え
たので一期下の方とも授業が一緒だったので
すが、中高の英語教員の方が多かった印象。
あんまりにもパワフルすぎて近づけないわと
思っていたものの、お互い頑張りましょう
ね!って応援してくれて、皆さんからとって
もいいエネルギーを分けていただきました。
そしてスチューデントコーディネーターの
スタッフさん。院生と教授との連絡相談や
事務的なことの一切を担当してくれていまし
た。そして教授には言えないような弱音も言
える存在。一年目に全然思うように勉強を進
められず、2年での卒業は諦めて長期履修に
切り替えようと決めた私。当時は精神的に
ボロッボロ。今にも泣き出しそうな気持ちで
電車で名古屋に向かい、必要提出書類を
スタッフさんに直接渡しに行ったときは、
泣かないように要件だけサッとだけ話して
逃げるようにオフィスを出たのを思い出し
ます。
名古屋学院大学大学院で出会ったみなさんの
明るさ、暖かさ、そして包容力に大きく支え
られながらなんとか心折れずに卒業時期を
2回延期しながらも3年半で卒業までこぎつけ
ることができました。みなさんには感謝して
も感謝しきれないくらい。この学校を選んで
本当によかったと思います。