東京五輪から地球の未来を考える2
本日は、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック(以下、東京五輪)から環境問題について考えていこう、第二弾です!
第一弾ではパーム油についてでしたが、今回は木材について。
ここにも私共がマングローブを植林をしている国、インドネシアが関係しています。
上記のリンクは英文となっているため、仮訳で読みにくい所もあると思いますが、リンク内を和訳したので載せたいと思います。
東京五輪の目指すクリーンなイメージとは裏腹に、なんとも矛盾した記事です。
全てを国内産の木材にすることは難しいかもしれません。
しかし今の現状は、東京五輪の“持続可能性に配慮した大会”という理念とはかなりかけ離れてしまっているのではないでしょうか?
本文中のコスト面に配慮することも大切なことではあります。
なぜなら五輪開催資金等は日本のあらゆるところから捻出されているからです。
東京都がこれまで積立をしてきましたが、実際には全く足りていないこともあり、国も負担が必要で、
国負担=全国民の税金
からなる、ということになります。
そうした中で、その資金をどう運用するのかは全国民にとっても大きな関心ごとなのです。
しかし環境問題は、金額の話だけで治めるものではありません。
私たちにとって、生きていく上で重要な問題です。
熱帯森林は世界規模でみても温暖化に貢献する大切な資源です。
また、日本人は木と関わりの深い生活を昔から送ってきました。
家や家具、至る所にその存在はあり、加工する独自の技術を持っています。
そうした木に囲まれた生活を送る私たち日本人は、木のぬくもりから心の安らぎさえもらっています。
そういった一面のある日本人なのに、
何より引っかかるのが、競技場の屋根と軒は国内産を使うという見える部分のみ
に気を使っているところ。なんだかインドネシアの、マレーシアの、外国産木材へのリスペクトが足りないのでは?と思います。
すべてを国内産にするのは難しい。じゃあせめて「ほら、私たちちゃんと基準守ってますよ」なんて取り繕っているような真似をせず、もっとオープンに、どうしたら熱帯木材を使用しながら持続可能性を考えていけるか?を議論すべきだと、私は思うのです。
近づくにつれ徐々に盛り上がりを見せていくであろう東京2020オリンピック・パラリンピック、“持続可能性”のスローガンを掲げているにも関わらず、このまま最後まで走り抜けてしまって良いのでしょうか?
私たちはインドネシア政府認可のもと、マングローブの植林事業を行っています。
森林を増やす、または再生させそれを守ることで地球温暖化に貢献します。
弊社HPはこちらから
個人で植林プロジェクトに参加し温暖化に貢献のできるプロジェクトは下記リンクから↓
実際に植林をしてもらうのではなく、お振込みいただいた金額をマングローブの苗に換算し、私たちが現地でプロジェクト専用地にお申し込み分を植林するというものです。
Higuma