ヴィーガンになって諦める食べ物
ヴィーガン(完全菜食主義者)になったら、
あれもこれも食べられなくなる!
なんて心配は無用です。
興味を持って調べれば、
かつて好きだった食べ物をなんでも自分でヴィーガナイズして
食べることができるからです。
ありがたいことに、
今はそんなアイデアを配信してくれるサイトやYOUTUBEチャンネルが
たくさんありますね。
オムライスでも、アイスクリームでも、チーズでも、唐揚げでも
キーワードとして
”好きな食べ物+ヴィーガン (またはビーガンとかVegan)”
と入力して検索して見てください。
驚きの材料を使った信じられないレシピがヒットするはずです^^
何年も植物ベースのヴィーガンを続けていると
化学調味料や肉、魚、卵、乳製品を使わない分
ものすごい数のスパイスやハーブ、塩、砂糖(糖分)オイル、酢
などを使い分けるようになり、それまで以上に料理の幅が広がります。
熱心に続けていると、
もはや料理なのか実験なのかわからないくらい腕前がアップします。
ですので自分で作る限り、好きなものが食べられずに困ることはないでしょう。
ところが、、、
ヴィーガンになって食べられずに困るものが全く無い訳ではありません。
例えば、一般の食文化の方のおうちにお呼ばれされた時の食事です。
もちろん(ドイツなので)メインディシュなどはがっつり肉料理です。
そして事前に、肉を食べない事が伝わっている場合、
ご丁寧に代わりのものを用意してくださるのですが
そこにも問題あり。
肉以外の何かがチーズや生クリームやマヨネーズで和えられていたり
パンには明らかに艶出し用卵が塗られていたり^^:
自分で必要なものは持参しますと事前に伝えてあっても
だいたい何か好意で用意してくださるのでお互いに大変です。
皆さんは外泊時どうされていますか?
私は、そのような状況で他のみんなが食べないににもかかわらず
私だけのために作って出されたものは卵や魚なら100g程度なら食べることにしています。
パンやパスタが出てきても卵が入っているか確認して作ってくださった人の気を悪くするような
こともしません。年に数回あるかないかの話です。
ですがこの時、批判を受けるかもしれませんが、
私は動物性の食品を感謝しいただくことはもうありません。
心の中にあるのは、お料理を拒んで目の前の人の気持ち傷つけるくらいなら
この魚が私の体内に残す水銀を受け入れよう。
この卵が私の血液を汚すことを受け入れよう。(後で頑張ってデトックスしよう)
そして神様、地球環境と動植物、腸内フローラのみんなごめんなさい、、、
と思う気持ちだけです。
なんというかそれは、ゴミ箱がない場所にゴミを捨てる時の気持ちに似ています。
(いや、それはしませんが)
私が今感謝していただくのは大地の恵みで育てられ、大地に還っていく植物たちです。
ということで、このように自分の健康状態よりもその場の雰囲気を温和に保つことを優先
することが稀にあります^^:
とは言っても肉と乳製品は私はいかなる状況でも口にできません。
自分の中の妥協点である卵や魚(やその成分を含むもの)を食べる緊急事態が訪れることも
ありえますが、害を最小限に抑える事を意識すればそれが妥協点ではないでしょうか。